【積水ハウス軽量鉄骨の評判は嘘】木造より寒い？耐用年数に問題あり？

「積水ハウスの家が寒いって、本当なのかしら…」

「大和ハウスと比べて、どっちを選んだらいいの…」

ハウスメーカーで最も販売戸数が多いのが「積水ハウス」。

積水ハウスには木造もありますが、軽量鉄骨の家を選ぶ方が１番多いのが特徴です。

積水ハウスの鉄骨住宅について、あなたに伝えたいことは４つ。

ただ、実際に積水ハウスの家を建てた方の声を聞くと、後悔している人が多いのが現実…。

公式サイトでは分からない、積水ハウスの真実に迫っていきます。

積水ハウスの軽量鉄骨って、どんな特徴があるのかしら？

積水ハウス軽量鉄骨とは？

積水ハウスは鉄骨造を得意とするハウスメーカーで、

と２種類の鉄骨造を展開。

他社の軽量鉄骨との大きな違いは次の３つです。

鉄骨造の大きなメリットは、建物のパーツの大半を工場で製造する「プレハブ工法」が採用できること。

現地では組み立てるだけなので、大工の腕に左右されず、品質の安定した住宅を大量生産することが可能になっています。

積水ハウス「鉄骨造住宅」の坪単価や価格は？

積水ハウス軽量鉄骨の坪単価は70万～80万円ほど。

実際の建築費用には、

が必要になるので、２割～３割ほどプラスした金額が総額になってきます。

実際に積水ハウスで家を建てた人って、どう思っているのかしら？

ブログで判明！積水ハウス「軽量鉄骨」の口コミを大公開

実際に積水ハウスの鉄骨住宅を選ばれた方の声を聞くと、良い口コミと悪い口コミの両方が…。

両方の口コミを包み隠さず明らかにします。

「木造にしておけば…」と後悔しています（悪い口コミ）

営業マンに進められて鉄骨住宅にしたんですが、かなりの建築費用になってしまいました。

確かに柱や壁が少ないから広々とした間取りは実現できるんだけど、その分肌寒い気も…。

私のように狭い敷地だと鉄骨の良さが活かせないから、木造にすべきだったと後悔しています。

震度６の地震でも問題なし（良い口コミ）

2度の震災で判明

【10年前】震度6強
◆築3年の高気密高断熱2×4工法
家中のクロスが裂け、多数の石膏ボード割れ。※一部損壊

【今回】震度6弱
◆築6年の積水ハウス軽量鉄骨
建物内クロスに亀裂は全く無い。

やはり「高い」には理由がありました。

※写真は積水の新築当時
※家財は2回とも損害多数 pic.twitter.com/FN2uAREtd7

— MAO (@oyabakashacho) February 16, 2021

デザインセンスは抜群（良い口コミ）

#積水ハウス　鉄骨
やはりセンスの良さは確実
説明は営業さんじゃなくて受付の方
その方の知識は20点くらい
質問に対し全然的確な答えは返ってこず
私の方が知ってるんじゃないかレベル
木造の方も受付の方だったから
営業さんはどんな感じが気になる
天井が凄い高い
ピットリビング素敵

— hitan(・ω・｀) (@hitan6262) July 5, 2021

リビングの開放感が抜群です（良い口コミ）

積水ハウスの鉄骨住宅を選んで良かったと思うのは、リビングにいる時。

天井は高いし、窓が大きく取れるので開放感は抜群です。

これだけの間取りが実現できるハウスメーカーは、積水ハウス以外にはないと思います。

４階建てでも安心（良い口コミ）

二世帯住宅を建てたかったんですが、土地が狭いのが悩みでした。

積水ハウスの営業マンに相談したら、「重量鉄骨も扱っているので４階建ても可能ですよ」と提案してもらったので、思い切って４階建てを選ぶことに。

確かに価格は高いんですが、構造がしっかりしているし、これから何十年も住み続けることを考えたら安い買い物だと思っています。

保証がしっかりしているので安心（良い口コミ）

積水ハウスを選んだのは、保証プログラムがしっかりしているから。

初期保証は30年間もあるし、延長保証も可能だから安心。

軽量鉄骨は耐用年数が少ないから、保証のしっかりしている大手ハウスメーカーの方が良いと思いますよ。

賃貸アパートでも防音はしっかり（良い口コミ）

積水ハウスの賃貸住宅に引っ越してきたんですが、お隣の音が気になりません。

以前住んでいた○○建託のように、上の階の足音が響かなし、声が筒抜けにならないので、快適に過ごすことが出来ています。

積水ハウスの軽量鉄骨を選ぶ人が多いのって、どうしてなのかしら？

積水ハウスの鉄骨造住宅を選ぶメリット

積水ハウスの鉄骨住宅が評判を集める理由は次の５つです。

１　強固な工法で、間取りの自由度が高い

鋼材の強い軽量鉄骨なら、柱と柱の間隔を広く取ることができるので、木造よりも設計の自由度が高いのが特徴。

さらに、強靭な構造体「ダイナミックフレームシステム」を活かして、

のダイナミックな室内空間を実現可能に。

広々としたリビングスペースが欲しいなら、積水ハウスの軽量鉄骨住宅がおすすめです。

２　「シーカス」により耐震性もアップ

積水ハウスの設計自由度が高い理由は、「シーカス」により耐震性を確保しているから。

シーカスにより、地震による建物の変形量を１／２に軽減することが可能に。

でも、積水ハウスの住宅の全壊・半壊は「０」となっています。

３　外壁は「ダインコンクリート」

積水ハウス独自の外壁専用材が「ダインコンクリート」。

「耐久性」・「耐火性」に優れているだけでなく、高いデザイン性によって、厚感と上質感のある外観を作り出すことが可能に。

さらに、

の機能強化により、30年間のメンテナンスフリーも実現しています。

４　３・４階建ては重量鉄骨

積水ハウスで３・４階建てを建てる場合、鋼材の厚みが６㎜以上の「重量鉄骨」を選択することになっています。

また、軽量鉄骨の工法は「ダイナミックフレームシステム」ですが、重量鉄骨では「フレキシブルβシステム」を採用。

「フレキシブルβシステム」は、ビルや高層マンションにも採用される工法。

自由度と安全性を両立した、頑強な建物をつくることが可能になっています。

５　グレードは「ISシリーズ」・「Beシリーズ」の2種類

積水ハウスの軽量鉄骨では、次の３つのシリーズを展開していて、好みによって選択できるようになっています。

ちなみに、軽量鉄骨のグレードは「ISシリーズ＞Beシリーズ」。

最高級の「イズ・ステージ」なら、街のシンボルとなるような「日本の邸宅」を実現することが可能です。

関連　【積水ハウスシャーウッドの評判と価格】ランクによっては後悔って本当？

積水ハウスの軽量鉄骨の寿命って、どれくらいになるのかしら？

積水ハウス「軽量鉄骨」の厚さや耐用年数は？

「軽量鉄骨」と「重量鉄骨」の違いは次の通り。

重量鉄骨の方が強度が優れているので、３階建て以上の建物は「重量鉄骨」になるのが一般的。

また、建物の建築材によって「法定耐用年数」は次のように決められています。

軽量鉄骨の家には様々な厚さの鋼材が使われているので、「法定耐用年数は19年」になります。

「法定耐用年数＝寿命」ではありません

注意して欲しいのは、「法定耐用年数＝耐久年数ではない」ということ。

つまり、法定耐用年数はあくまで税法上の規定であって、実際に使用できる年数ではありません。

実際の建物の寿命は、

によって変わってくるもの。

適切なメンテナンスを行っていけば、耐用年数が過ぎても問題なく住み続けることが可能です。

積水ハウスは長期保証を実現

積水ハウスでは、建物がある限り保証が続く「永年保証」を実現しているのが特徴

ただ、「ユートラスシステム」を利用するには、10年ごとの有料点検・有料補修工事を受けることが条件。

しかも、築年数が増えるごとに、点検・補修費用も高くなるのが現実…。

無理に補償を延長するより、リフォームをした方が安くなる場合も多くあるので注意してください。

鉄骨造の家でも、やっぱりシロアリ対策は必要なのかしら？

積水ハウス「軽量鉄骨」でもシロアリ対策は必要

「鉄骨造だからシロアリ被害は出ない」と思うのは、大きな間違い。

柱や梁などの主要構造部材には鉄骨が使われていますが、1階の床組(床を支える部材)に木材を使用しています。

また、

など、室内の見える場所にも木材は多く使われているので、シロアリ対策は必須です。

10年点検でのシロアリ対策の費用は？

積水ハウスでは、家を建てた時に

など、環境や人体に影響の少ない安全性の高い薬剤を使用し防蟻対策をしています。

ただ、積水ハウスの保証期間は「10年」。

10年ごと定期点検時に有料のシロアリ防除処理をする必要が出てきます。

一般的なハウスメーカーの場合、保証期間を「５年」に設定している場合がほとんど。

積水ハウスのシロアリ対策の薬剤は強力なので、対策費用のコスパは高くなっています。

鉄骨住宅のリフォーム費用って、どれくらいかかるの？

積水ハウス「軽量鉄骨」のリフォーム費用は？

鉄骨住宅で家を建てた場合、「スケルトンリフォーム」が可能になります。

「スケルトンリフォーム」には大掛かりな工事が必要になるので、費用は新築する場合の1/3～２/3が相場。

家の大きさによってリフォーム費用は違ってきますが、「1000万円～1500万円」の価格帯でのリフォーム事例が多くなっています。

⇒リフォーム実例集／積水ハウス

築40年は「リフォーム」か「建て替え」か

鉄骨造の場合、鋼材にサビが発生しなければ、半永久的に使用することが可能。

建て替えよりも「スケルトンリフォーム」の方が費用は安く済み、

など、リフォームでも新築と同じような家づくりをすることが可能です。

鉄骨造の家は「寒い」イメージがあるけど、大丈夫なのかしら？

【積水ハウスは寒い？騒音？】軽量鉄骨のデメリット対策

積水ハウスの軽量鉄骨を選ぶ時の注意点は次の２つです。

１　断熱性は最高等級

木造より鉄骨の方が熱が逃げやすいので、鉄骨造の家が「寒い」のは事実です。

ただ、積水ハウスでは、

によって断熱性能を高め、「次世代省エネルギー仕様」をクリアすることに成功。

すべての家で「住宅性能表示制度の最上等級」も取得しているので、「寒さ」で大きく悩むことはありません。

２　シャーメゾンでも高い防音・遮音性

住宅の構造で、最も防音性が高いのは「鉄筋コンクリート造」。

鉄骨造は木造よりも防音効果が多少高いぐらいで、鉄筋コンクリート造に比べると遮音性は劣ります。

特に注意したいのは、鉄骨造の賃貸住宅を建てる時。

住民の声を聞いても、

などにより、騒音トラブルになるケースが後を絶ちません。

積水ハウスの賃貸専用住宅「シャーメゾン」では、「シャイド55」を標準採用。

さらに、積水ハウスでは衝撃音を約1/4に低減する「軽量床衝撃音対策仕様」も用意。

軽量鉄骨の賃貸住宅において、音環境の大幅な改善に成功しています。

「大和ハウス」と比べて、どっちを選んだらいいのかしら？

【積水ハウスvs大和ハウス】鉄骨造のおすすめは？

鉄骨造を扱うハウスメーカーとしては「大和ハウス」も有名。

そこで、「積水ハウス」と「大和ハウス」の違いを比較すると次のようになっています。

住宅の品質としては、「積水ハウス」も「大和ハウス」も大きな差はありません。

ただ、実際に建てた人の満足度ランキングでは、「積水ハウス」の方が評価が高くなっています。

へーベルハウスの「へーベル板」と比較

コンクリート壁としては、へーベルハウスの「へーベル板」も評判。

積水ハウス「ダインコンクリート」と「へーベル板」を比較すると下のようになります。

それぞれに特徴はありますが、どちらも優れた外壁材なのは変わりません。

関連　ハウスメーカー「注文住宅」ランキング！建てて良かったのはどこ？

【まとめ】積水ハウス「軽量鉄骨・重量鉄骨」の評価

積水ハウスの鉄骨住宅についてまとめます。

注文住宅の価格が高くなるのは、広告費や人件費も大きな原因。

ただ、広告費や人件費分は値引きもされやすく、300万円以上の値引きをされることも…。

相見積もりを取れば、安くて品質の高い注文住宅を建てることができますよ。

＞＞＞【注文住宅一括見積もりランキング】口コミに隠されたデメリットは？

あなたに合った理想の注文住宅を手に入れる方法

注文住宅を建てると生活が快適になりますが、デメリットも多く失敗しがち。

失敗しやすい注文住宅を成功に導く一番のコツは

設計にとことん時間をかけること。

特に間取りは大切で、家族の要望に合わせた部屋の配置が大切になってきます。

思い悩み、家づくりがなかなか進まなかった私が頼ったのが「タウンライフ家づくり」。

「タウンライフ家づくり」では、あなただけの「オリジナルの家づくり計画」を複数のハウスメーカーが提案してくれます。

実際に「タウンライフ家づくり」を利用してみて、あなたに伝えたいメリットは５つ。

しかも、選べる600社の中には大手22社のハウスメーカーも含まれています。

私が何よりもうれしかったのは、要望をくみ取った間取りを作成してくれる所。

実際に、積水ハウスさんからこんなステキな間取りをいただいています。

「強引な勧誘がないか」と心配していましたが、私の所には１本の電話もかかってきていません（メールでの勧誘はあります）。

▼私の体験談▼
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参考文献