「住宅展示場のアンケートって、絶対に書かないといけないの…」
「アンケートを断ったり、偽名を使ったりしてもいいのかしら…」
住宅展示場でも何度も書かされることになる「アンケート」。
面倒に感じてしまうアンケートですが、家づくりの参考になる大切な資料でもあります。
住宅展示場のアンケートについて、あなたに伝えたいことは4つ。
POINT
- アンケートを書いた時の営業マンが、あなたの担当になる
- しつこい営業を避けるためにも、アンケートは見学後に書くことが大切
- アンケートで1番見られる項目は「年収」と「職業」
- プレゼント目当てなら「偽名」や「嘘」を書く方法もある
ただ、適当にアンケートを書いてしまい、強引な営業に悩む人が多いのも現実…
ハウスメーカーが教えない、住宅展示場アンケートの真実に迫っていくことにします。
クリックできる目次
住宅展示場アンケートの内容で1番に見られるのは「年収」
アンケートの形式は展示場によってバラバラですが、主な内容は次の通り。
- 氏名・住所・年齢・家族構成
- 電話番号・メールアドレス
- 職業・勤務先・年収
- 土地の有無
- 建設予定地・時期
- 希望する工法
- 住まいで重要視するポイント
- 建築予算 など
注意して欲しいのは、アンケートを書かされるのは1回ではないこと。
- 展示場入ってすぐのセンターハウス
- 各住宅メーカーのモデルハウス
など、同じ住宅展示場内で何度もアンケートを書かされることに…。
求められる度にアンケートを記入していると、個人情報がどんどん流出していくことになってしまいます。
年収が低いと相手にされない可能性大、嫌な思いをすることも…
住宅展示場でアンケートを書かされるのは、営業マンのセールス活動に使うため。
- 電話番号が分かれば、営業電話をかけられる
- 住所が分かれば、DMなどのチラシを送れる
- 土地がなければ、分譲地を宣伝できる
アンケート項目の中でも、営業マンが1番にチェックするのは「年収」。
というのも、大手ハウスメーカーになるほど坪単価が高くなり、年収が低いと現実的に家を建てるのが不可能になるから。
大手ハウスメーカー | 地域の工務店 |
70万円/坪 | 50万円/坪 |
年収300万円以下の低所得者と見られてしまうと、相手にされず嫌な思いをする方も多くいます。
「年収500万円~」が現実的なライン
大手ハウスメーカーで注文住宅を建てられる方の多くは年収500万円以上。
年収を「500万~600万円」とアンケート記入すると、「見込み客」として丁寧な対応を受けられます。
あまりに年収が高いと、高額なプランを提示されたり、しつこい営業活動を受ける可能性が高まるので注意してください。
営業をかけられやすいのは「公務員」
営業マンが「年収」の次にチェックするのが「職業」。
営業マンにとって1番の上客が「公務員」で、特に営業をかけられやすくなっています。
- 年収が安定しているので、建築予算が組みやすい
- リストラなどの危険性がなく、住宅ローンの審査に通りやすい
- 職業柄、信用できる人が多い
逆に嫌がられるのが「浮き沈みの激しい職業」。
いくら年収が高くても、安定性の低い職業だと住宅ローンが組めず建築中止になる可能性があるからです。
アンケートによってしつこい営業はある?
営業マンのセールスと言っても、DMなどでの案内送付がほとんど。
というのも、
- しつこい営業をすると、嫌がられて契約が遠のく
- TwitterなどのSNSで悪い口コミを書かれ、ハウスメーカーのブランド価値を低下させてしまう
など、逆効果になってしまうことがほとんどだから。
ただ、しつこく電話をかけてくる営業マンもいるのは事実。
なかには、何の連絡もなく急に自宅に訪ねてくる営業マンも存在しています。
実際に、積〇ハウスの営業マンが何度も家に訪ねてきて、対応に困ったことがあります。
アンケートは個人情報がたくさん。強引な営業を防ぐためにも慎重に判断することが大切です。
住宅展示場(モデルハウス)アンケートで「営業担当」が決まる
どのモデルハウスでも見学前にアンケートを書くのが通例です。
ただ、アンケート回答時に対応した営業マンがあなたの担当になるのが原則なので、アンケートは見学後に書くようにすることも大切。
モデルハウスに入った段階では、目の前の営業マンが優秀かどうかは分かりません。
- ハウスメーカーの特徴をきちんと説明できているか
- あなたの疑問にきちんと答えてくれているか
をしっかりチェックし、営業マンを見定めた上でアンケートに答えるようにしてください。
営業マンに不安を感じた場合は、後日もう一度モデルハウスを訪ねて、別の営業マンの時にアンケートを書くのも1つの手です。
ハウスメーカーの担当変更をする方法
担当営業マンとの相性が悪ければ、
- 営業担当の上司に連絡する
- ハウスメーカーの相談室に連絡する
などすれば、担当を変更をしてもらうことも可能です。
ただ、担当を変更するには相当な理由が必要になってくる点には注意してください。
担当を変更するのは難しく、相談しても担当が必ず変更できるとは限りません。
火・水曜日はバイトが多いので注意
多くのハウスメーカーでは、火・水曜日を「営業定休日」としています。
つまり火・水曜日になると、展示場に正社員の営業マンは不在で、アルバイトスタッフしかいない場合がほとんど。
アルバイト相手にアンケートを記入すると、手の空いている成績の悪い営業マンが担当になってしまうことに…。
アルバイト相手のアンケート記入は厳禁です。
逆に「気軽に見学したい」と思うなら、火・水曜日がおススメ。
アンケートの記入はきちんと断って、納得いくまで見学することができます。
POINT
住宅展示場は、ハウスメーカーを選ぶだけでなく、営業担当を選ぶ場でもあります。
住宅展示場アンケートは「書かない」が正解?
「アンケートをお願いします!」と言われると書かないといけないように感じますが、拒否しても問題はなし。
「家の情報をもっと知りたい」と思った時にだけアンケートを答えるようにすると、ムダな営業がなくなります。
また、全部の欄を埋める必要もありません。
メールアドレスだけ書くようにすると、営業電を心配する必要がなくなります。
アンケートの断り方は?
「家を買うのはずっと先なので」という“あいまいな回答”だと、逆にいろいろ質問され、面倒になる場合も…。
アンケートを断る場合は、次のようにきっぱりと断ることが大切。
- モデルハウスを見学した後で、アンケートには答えます
- 他のハウスメーカーに決めていますが、見せてもらえますか?
- 見学だけしたいので、アンケートはなしでいいですか?
アンケートに答える意思がないことを伝えるのが一番分かりやすく、営業さんにとっても親切です。
センターハウスアンケートの割り方
最初にアンケートを書かされる場所は、住宅展示場に入ってすぐの「センターハウス(総合受付)」
センターハウスで書いたアンケート内容は、住宅展示場にある各ハウスメーカーの営業マンに渡されることに。
営業マンはアンケート情報を元に判断するので、
- 建築予定日を「未定」や「3年以上先」にする
- 予算や年収を低く書く
などすれば、営業の心配はまずありません。
最近の住宅展示場はセンターハウスを通らなくても各モデルハウスに行けるようになっているので、アンケートを無視しても問題ありません。
県外の住宅展示場に行く場合のアンケート拒否の方法
情報収集のために、県外や遠くの住宅展示場に行く人も多くいます。
モデルハウスを見るためだけに住宅展示場に行く訳ですから、アンケートに答える必要はありません。
アンケートを求められたら、
- 遠方から見に来ているだけなので、アンケートは書きたくないんですが…
- 別の住宅展示場ですでに書いているので、書かなくてもいいですか?
と正直に断るのが1番です。
営業さんにとって断られるのは日常茶飯事。気にする必要は全くありません。
関連 【ハウスメーカーの断り方ガイド】メール例文や直接電話する時のポイントを公開
プレゼント目当てなら「住宅展示場アンケートなし」はだめ!
住宅展示場では「ショー」や「プレゼント企画」も開催していますが、プレゼントをもらうには「アンケートの記入」が必要。
アンケートの記入を断ると、基本的にはプレゼントや景品をもらうことはできません。
景品目当てなら「偽名」も1つの方法
プレゼント目当に、アンケートに「偽名」や「ウソ住所」を書く方がいるのも事実です。
ただ、嘘の情報を書くよりも、アンケートに答えて「営業をしないでください」と断るのが本来のマナー。
たとえ、プレゼント目当てだとしても「冷やかし」のような行動はNGです!
関連 【注意】住宅展示場のプレゼント(景品)目当てやイベントだけ遊びに行くってどう?
クオカードが欲しいなら「一括カタログ請求サイト」がおすすめ
住宅カタログ欲しさに住宅展示場に行く人もいますが、時間や手間がかかって大変…。
住宅カタログを集めるのに最も便利なのは「一括請求サイト」。
一括請求サイトを利用すれば、自宅にいながら次の3つの資料が手に入ります。
- 間取り図
- 予算書
- 土地情報
なかには、期間限定でクオカードまでもらえる場合があるので、ぜひ利用してください。
関連 【注文住宅カタログ請求おすすめランキング】画像や間取りまで可能?
せっかく住宅展示場を見学するなら、最新情報をチェックしてから行くのがおススメです。
【まとめ】住宅展示場アンケートの注意点
住宅展示場のアンケートについてまとめます。
POINT
- アンケートを書いた時の営業マンが、あなたの担当になる
- しつこい営業を避けるためにも、アンケートは見学後に書くことが大切
- アンケートで1番見られる項目は「年収」と「職業」
- プレゼント目当てなら「偽名」や「嘘」を書く方法もある
アンケートのコツさえつかめば、住宅展示場は決して怖い場所ではありません。
住宅展示場に行くだけでクオカードがもらえるので、最新情報は必ずチェックしてくださいね。
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