「注文住宅の見積もりって、どんな内容になっているの…」
「簡単に見積もりを取る方法って、ないのかしら…」
注文住宅で不安になるのは、最終的な建築費用が分かりづらいこと。
要望を詰め込んでいった結果、当初の予算を大幅にオーバーすることも珍しくありません。
より正確な予算を知りたいなら、ハウスメーカーに「見積もり」を取ることが大切。
私も実際に「見積もり」を複数社に取り、大幅な値引きを引き出すことに成功しています。
注文住宅の見積もりについて、あなたに伝えたいことは4つ。
POINT
- 「見積もり書」の内容は、住宅メーカーによって大きく違う
- 「シミュレーションサイト」を利用しても、ほとんど役に立たない
- 最低3社には「見積もり」を取ることが必要
- 見積もりだけ請求したいなら「タウンライフ家づくり」がおすすめ
住宅メーカーが教えない、見積もりの真実に迫っていくことにします。
クリックできる目次
注文住宅の見積もり書を公開!実際の内訳は?
私がハウスメーカーに選んだのは「一条工務店」。
一条工務店の場合、建築費用の内訳は次の4つの項目に分かれて計算されます。
- 本体工事費
- 付帯工事費
- 標準外仕様工事費(オプション代)
- 太陽光発電システム
1 本体工事費の内訳
本体工事費 | 2771万0717円 |
特別割引 | -55万4214円 |
合計 | 2715万6503円 |
「本体工事費」とは、家そのものを作るための工事費のこと。
一般的に「坪単価」と言われるモノは「本体工事費」のことを指します。
私の勤め先がハウスメーカーと提携していたので、特別割引を受けています。
2 建築申請費の内訳
確認申請・長期優良住宅手続き | 40万5500円 |
中間検査申請手数料 | 2万5000円 |
合計 | 43万0500円 |
「建築申請費」とは、建物の構造をチェックする審査機関に払うお金のこと。
住宅メーカーによる違いはほとんどありません。
3 付帯工事費の内訳
仮設工事 | 27万円 |
屋外給水設備工事 | 27万7100円 |
屋外排水設備工事 | 25万2200円 |
屋外雨水設備工事 | 20万4800円 |
特別運搬費 | 14万4600円 |
合計 | 109万8700円 |
「付帯工事費」とは、建物本体以外の全ての工事にかかる費用のこと。
電気や水道などの「インフラ工事費」などが主な内容です。
3 標準外仕様工事費(オプション代)の内訳
柱状地盤改良工事 | 62万4000円 |
ベタ基礎 | 47万6500円 |
床材変更 | 45万8700円 |
タイル外壁全面張り | 32万7800円 |
電気工事追加 | 22万5700円 |
オリジナル手すり | 20万4000円 |
グランドカップボード | 19万4100円 |
屋根特殊施工 | 16万円 |
キッチンカウンター変更 | 15万円 |
高性能樹脂サッシ | 14万0500円 |
スマートキッチン | 14万円 |
合計 | 502万1618円 |
ハウスメーカーでは、お金のかからない標準プランを用意。
用意されたプランを変更したり、グレードアップしたりすると別にオプション代が必要になってきます。
4 太陽光発電システムの内訳
オリジナル太陽光発電システム一式 | 365万2000円 |
太陽光発電をお考えなら、太陽光パネルの設置費用を見積もっておくことが大切です。
注文住宅の総額は4000万円
上の4つの項目を合計したモノが次の表です。
建物本体工事費 | 2715万6503円 |
建築申請費 | 43万0500円 |
付帯工事費 | 109万8700円 |
標準外仕様工事費 | 502万1618円 |
オリジナル太陽光発電システム一式 | 365万2000円 |
合計 | 4038万8066円 |
私の場合、注文住宅を建てるのに4000万円以上の建築費用をかけることになってしまいました。
注文住宅には、本体工事費(坪単価)以外にも多くの費用が必要。見積もりを取らないと実際の金額は分かりません。
関連 一条工務店【見積もり】総額で854万円も価格アップした3つの理由
注文住宅の「見積もり書」をハウスメーカーで比較
出典:田中工務店
別のハウスメーカー(田中工務店)で建てた方の総額は2425万円。
田中工務店では、建築費用の内訳を2つの項目に分かれて計算されています。
建築本体工事の内訳
田中工務店では
- 本体工事費
- 一部の付帯工事費
の2つが一緒になって「建築本体工事費」の見積もり書となっているのが分かります。
2 付帯工事費の内訳
田中工務店では、付帯工事費の中に「オプション代」も含んで計算。
「見積もり書」に決まった形はないので、ハウスメーカーによって大きく出し方が違ってくるのが実際です。
「見積もり書」の形はハウスメーカー次第。他の住宅メーカーと比べてもほとんど意味はありません。
関連 【ハウスメーカーの見積もりは何社が正解?】無料で複数に取る方法は1つだけ
「注意住宅見積もりシュミレーション」の注意点とは?
「住宅見積.com」など、シミュレーションサイトで見積もりを出すことも可能です。
ただ、実際に使ってみて分かったのは、「かなり正確さに欠ける」ということ。
というのも、「シミュレーションサイト」には大きく2つの問題点があるからです。
- ハウスメーカーによって坪単価が大きく違う
- シミュレーションされない項目がある
1 ハウスメーカーや工務店によって坪単価が大きく違う
ハウスメーカー | 坪単価 |
ローコスト住宅 | 30~50万円 |
中堅の工務店 | 51~60万円 |
大手ハウスメーカー | 61万円~ |
注文住宅の価格は、「どの住宅メーカーを選ぶか」によって大きく変わってきます。
ただ、「シミュレーションサイト」ではハウスメーカーを選択することは不可能。
坪単価を無視したシミュレーション結果では、実際の建築費用と大きく変わるのは当たり前です。
2 シミュレーションされない項目がある
シミュレーションで出される価格は「本体工事費」のみ。
- 付帯工事費
- 諸費用
などは算出されないので、驚くほど安い見積もりになってしまいます。
「付帯工事費」や「諸費用」を合わせると全体の2~3割もの費用がなります。
シミュレーションを信じて予算を立ててしまうと、後悔することは確実です。
注文住宅の見積もりは「何社」に取るのが正解?
注文住宅の見積もりを取る時に気になるのは、「何社に依頼すればいいのか?」ということ。
絶対的な答えはありませんが、経験からいえば「最低3社に見積もりを取る」ことが必要です。
複数(3社以上)に見積もりを取れば相場が分かる
「複数」と言っても、2社の見積もりでは不十分。
- A社:2900万円
- B社:2100万円
という2社の見積もりでは、A社の方が価格が高いことしか分かりません。
ただ、3社に見積もりを取り、
- A社:2900万円
- B社:2100万円
- C社:2200万円
ということになれば、A社の価格が高すぎることがハッキリ。
同時に、「どれくらいの金額が適正価格なのか」という相場も分かってきます。
相見積もりを取れば「値引き交渉」にも有利
「相見積もり」を取るもう一つのメリットは、「値引き」にも使えること。
他社の「見積もり」を見せれば、営業マンも契約を勝ち取るために価格を大幅に下げてくれます。
実際に、相見積もりを取ることで700万円以上の値引きに成功した事例が数多くあります。
ただ、ハウスメーカーによって建築費用が違うのは当たり前。
大手ハウスメーカーに、ローコスト住宅の見積もりを提示しても値引き効果はありません。
- 「積水ハウス」なら「大和ハウス」
- 「タマホーム」なら「レオハウス」
というように、特徴や坪単価の近い競合のハウスメーカーで相見積もりを取ることが重要になってきます。
POINT
複数社に「見積もり」を取れば、「大幅な値引き」を引き出すことも可能になってきます。
関連 【注文住宅の値引きはオプションだけ?】契約後や決算月の交渉ポイント
家の見積もりには何日ぐらいの期間がかかるの?
ハウスメーカーに依頼すると、3日以内には見積もりをもらえるのが通常。
ただ、本格的な見積もりを出すには間取りプランも必要になってくるので、2週間ほどかかる場合もあります。
工務店の見積もりは遅い
工務店は、大手ハウスメーカーより「見積もり」に時間がかかるのが一般的。
というのも、工務店にはハウスメーカーのような規格化された住宅商品がないから。
なかには、契約をしないと見積もりを出さない工務店もあるので注意してください。
「見積もり」を取るのは時間がかかるので、なるべく早く依頼することが大切です。
注文住宅の見積もりだけ欲しいなら一括請求サイトがおすすめ
注文住宅の見積もりを取るなら、一括請求サイトの利用がおすすめ。
家づくりサイトは数多くありますが、内容を比較すると「タウンライフ家づくり」が最も優れたサービスであることが分かります。
関連 【注文住宅一括見積もりランキング】口コミに隠されたデメリットは?
「タウンライフ家づくり」なら間取りプランまでもらえる
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実際に「タウンライフ」を利用して手に入れた間取りはコレ↓
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「タウンライフ家づくり」の口コミ
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いい土地が見つかりました(40代の口コミ)
家を建てようにも、希望に合う土地が全然見つからず、家づくりが前に進まない状態に…。
でも、「タウンライフ家づくり」を利用したら不動産屋にはない土地の資料がいただけて大助かり。
あんなステキな土地が見つかるんなんて思っていませんでした。
大幅に値引きしてもらえました(30代の口コミ)
なんとか値引きしてもらえないかと思ったので、「タウンライフ家づくり」でもらった他社の資金計画をみせたら、「もっと安くします」との返答が。
結局370万円も値引きを引きき出すことができ、大満足です。
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関連 【タウンライフ家づくり計画の評判と口コミ】5つのデメリットを暴きます
【まどめ】新築の家の概算には「見積もり」が欠かせません
注文住宅の「見積もり」についてまとめます。
POINT
- 「見積もり書」の形式は、住宅メーカーによって大きく違う
- シミュレーションサイトの見積もりでは、ほとんど役に立たない
- 最低3社には「見積もり」を取ることが必要
- 見積もりだけ請求したいなら「タウンライフ家づくり」がおすすめ
注文住宅の価格が高くなるのは、広告費や人件費も大きな原因。
ただ、広告費や人件費分は値引きもされやすいので、大手ハウスメーカーほど見積もりを取る価値がありますよ。
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