「上棟の時って、やっぱり差し入れがいるの…」
「冬場の差し入れって、何が喜ばれるのかしら…」
一条工務店の上棟で悩むのが「差し入れ」。
私も上棟で「差し入れ」をすることで、理想のマイホームを建てることに成功しています。
上棟での「差し入れ」について、あなたに伝えたいことは3つ。
POINT
- 差し入れをすることで、気持ちよく工事がスタートできる
- 大工さんの数を考えて、20人分ほど用意しておくことが大切
- 冬場の差し入れでは「カイロ」も大人気
ただ、上棟で「差し入れ」をしたために、トラブルに遭う人がいるのも事実…。
一条工務店が教えない、上棟の「差し入れ」に迫っていくことにします。
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一条工務店の上棟で差し入れする?しない?
昔の上棟式では「差し入れ」が当たり前でしたが、最近の住宅メーカーはどこも「差し入れは不要」。
私も一条工務店の営業担当に訪ねましたが、「差し入れはいりませんよ!」と返答されています。
ただ、実際には何かしら「差し入れ」をするケースがほとんど。
実際私も「差し入れ」をしましたし、次の2つの理由から「差し入れ」をおすすめしています。
- 見学しやすくなる
- 感謝の気持ちを表したい
1 見学しやすくなる
実際に家の工事がスタートと分かりますが、建築の様子がとても気になります。
一条工務店では「現場見学」ができ、建築途中でも家に入れさせてもらえますが、現場で大工さんになかなか声をかけにくいもの。
ただ、「差し入れ」があると声をかけやすくなり、大工さんとの「顔合わせ」も自然。
工事で気になることがあった時に質問や相談もしやすくなるので、安心して建築を見守ることができます。
2 感謝の気持ちを表したい
朝から晩まで、大工さんが工事を頑張っている様子を見られるのは、施主にとって幸せな出来事。
夏の猛暑や台風の中でも、汗水たらしながら外で作業される様子を見た時は「感謝」の一言しかありません。
「仕事なので当然」と考える人もいるかもしれませんが、感謝や労いの気持ちで渡す「差し入れ」はごく自然な行為。
「差し入れ」をすることで、お互いに気持ちよく工事が進められますよ!
POINT
差し入れは原則不要。ただ「差し入れ」をすることで、お互い気持ちよく工事がスタートできます。
【夏・冬】上棟での差し入れは何がおすすめ?
上棟での「差し入れ」を選ぶ時のポイントは次の3つです。
- 短時間(休憩中)に食べやすいもの
- 昼食と一緒に食べられるもの
- 帰宅後でも食べられるもの
個人的には次のようなものが「差し入れ」におすすめです。
個包装のお菓子 | おせんべい・スナック・チョコレート |
塩分摂取 | ゼリー・塩ラムネ・漬物(キュウリ・梅干しなど) |
飲み物 | コーヒー類・お茶・スポーツドリンク |
夏場は炎天下での作業が長時間続いているので、冷たい飲み物は必須。
アイスは溶けやすいので、タイミングが難しい気がします。
逆に冬場は、ホットコーヒーなどの暖かい飲み物がおすすめ。
私の場合、飲み物・お菓子と一緒に‟カイロ”を持っていくと喜ばれました。
お酒(ビール)や弁当の差し入れは?
作業中にお酒を飲むことは考えられませんが、工事現場にアルコール類はふさわしくないので個人的には×。
弁当(仕出し)も考えましたが、棟梁の方から「自分たちで弁当を用意しています」と言われてたので辞めています。
祝儀(お金)の差し入れは?
上棟は“祝い事”として、工事関係者に「ご祝儀(お祝い金)」を渡す慣習がありました。
ただ最近は、施主からの高額な金品の受け取りを禁止している住宅メーカーがほとんど。
私も営業担当に確認しましたが、「祝儀は禁止しています」とのこと。
ただ、上棟で「ご祝儀」を渡す人もいるので、最終的には建て主側の判断。
もし「ご祝儀」を渡すなら、相場は次のようになっています。
- 棟梁:5000円~1万円
- 応援の大工さん:3000~5000円
上棟では10人~20人ほどの工事関係者が来ますし、事前に人数を知ることは困難。
金額的な負担がかなり大きいので、無理してまで渡す必要は一切ありません。
差し入れのタイミング
上棟や建築工事の一般的なタイムスケジュールは次の通り。
~8:00 | 集合 |
8:00~10:00 | 作業 |
10:00~10:30 | 休憩 |
10:30~12:00 | 作業 |
12:00~13:00 | お昼 |
13:00~15:00 | 作業 |
15:00~15:30 | 休憩 |
15:30~17:00 | 作業 |
17:00~ | 終了 |
差し入れのタイミングとしては、作業の手を止めることのない「休憩時間」が理想。
- 午前⇒10:00~10:30
- お昼⇒12:00~13:00
- 午後⇒15:00~15:30
ただ、休憩時間は日によって違いますし、誰か一人(工事監督など)に預けておけばOKなので、タイミングを気にする必要はあまりない気がします。
上棟での大工の人数は?
差し入れをする時に意外と重要なのが「作業人数」。
作業人数より「差し入れ」が少ないと、相手も困ってしまいます。
我が家の上棟の場合、ざっと数えた工事関係者の数(大工さん含む)は15人ほど。
途中で作業員の出入りがあるので、私は20人分の「差し入れ」を用意しています。
家や工事の規模によって人数は違いがあると思う、ドラッグストアなどで箱買いして「差し入れ」するのもおすすめです。
差し入れでは「人数」に注意。20人分ほど用意しておくのが安心です。
一条工務店上棟での「差し入れ(手土産)」を公開
一条工務店の上棟では、2日間に渡って行うのが通例。
我が家は10月の上棟でしたが、実際に差し入れたモノは次の通りです。
上棟1日目の差し入れ
上棟1日目は、主に1階部分の作業。
7時過ぎに資材を積んだトラック5・6台が続々と到着し、作業がスタートしていきます。
1日目は平日で仕事があったので、作業開始前(7時30分)に1回だけ差し入れ。
1日目は日差しが強く暑かったので、「冷たい飲み物」と「お菓子」を差し入れました。
お菓子は食べやすい個包装タイプを用意し、チョコやクッキー、せんべいなどを箱に用意。
ジュースは、
- お茶10本
- ジュース5本
- スポーツドリンク5本
の計20本を用意しましたが、冷たさを保てるように保冷バッグに入れて差し入れしています。
上棟2日目の差し入れ
上棟2日目は、2階と屋根の作業。
2日目も7時過ぎにトラックが到着し、朝の8時には作業がスタートしています。
2日目は土曜日だったこともあり、「作業開始前」と「15時の休憩時間」の計2回差し入れをしています。
作業開始前の差し入れは、1日目と同じで「お菓子&冷たいジュース」。
2日目は肌寒い日だったこともあり、15時の休憩時間には温かい「肉まん+コーヒー」を差し入れ。
差し入れをした時に家の中も見せてもらえたので、とっても貴重な経験ができました。
差し入れがあると大工さんも笑顔に。負担のない範囲での「差し入れ」はおすすめですよ!
【まとめ】悩むぐらいなら「差し入れ」がおすすめ
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上棟での「差し入れ」についてまとめます。
POINT
- 差し入れをすることで、気持ちよく工事がスタートできる
- 大工さんの数を考えて、20人分ほど用意しておくことが大切
- 冬場の差し入れでは「カイロ」も大人気
マイホームの建築なんて一生に一度の思い出。
せっかくの記念行事なので、「差し入れ」をして気持ちよくスタートするのがおすすめです。