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【二世帯住宅という選択をレビュー】評判・口コミが最悪って本当?

二世帯住宅という選択

「”二世帯住宅という選択”って、どんな内容になっているの…」

「amazonで購入すると損するって、本当なのかしら…」

快適な同居生活を実現したい方に人気の本が「二世帯住宅という選択」。

私も「二世帯住宅という選択」を熟読したおかげで、理想の家を建てることに成功しています。

「二世帯住宅という選択」について、あなたに伝えたいことは3つ。

POINT

  1. 数多くの間取り図を掲載、要望にあった設計プランが必ず見つかる
  2. 写真も多数載っているので、家づくりの様子をイメージしやすい
  3. 住人の生の声が聞けるので、同居へのプロセスがよく分かる

ただ、実際に本を読んだ方の声を聞くと、「役に立たない」なんて気になる口コミも…。

書店員が教えない、「二世帯住宅という選択」の真実に迫っていくことにします。

「二世帯住宅という選択」って、どんな本なのかしら?

クリックできる目次

「二世帯住宅という選択」とは?

ヘーベルハウスの二世帯住宅40年以上の実績から生まれたのが「二世帯住宅という選択」。

「二世帯住宅という選択」が、他の家づくり本と大きく違う点は次の2つです。

「二世帯住宅という選択」の中身
  • 実際に二世帯住宅に住んでいる方の生の声
  • 特別に訪問取材した7軒の取材記事

親子同居を始めようと考えている方の参考になるノウハウがたっぷり詰まっているのが「二世帯住宅という選択」です。

著者は「松本吉彦」氏

二世帯住宅という選択 松本吉彦

出典:all about

「二世帯住宅という選択」の著者は、一級建築士でインテリアコーディネーターの「松本吉彦」氏。

1983年に東京大学工学部建築学科を卒業後、旭化成工業に入社。

二世帯住宅の工事監理・設計を約50棟担当し、現在は「くらしノベーション研究所二世帯住宅研究所(旭化成ホームズ)」の所長としても活躍しています。

松本吉彦氏の経歴
  • 英国・マンチェスター大学芸術学部都市計画・景観学科修士コース修了
  • 日本女子大学非常勤講師
  • 日本インテリア学会理事

「二世帯住宅という選択 実例に見る同居の家族」の基本情報

書籍名 二世帯住宅という選択
著者 松本吉彦
発売元 株式会社 平凡社
本の長さ 208ページ
発売日 2013年1月22日
電子書籍 なし
実際に「二世帯住宅という選択」を読んだ人は、どう思っているのかしら?

「二世帯住宅という選択」の評判・口コミを大公開

二世帯住宅という選択 口コミ評判

実際に「二世帯住宅という選択」を読んだ方の声を聞くと、良い口コミ悪い口コミの両方が…。

両方の口コミを包み隠さず明らかにしていきます。

デザインが好きになれません(悪い口コミ)

雑誌のようなオシャレな二世帯住宅ばかり(悪い口コミ)

建築家が建てた家が掲載されているから、どれもオシャレな家ばかり。

「実際にいくらで建てたのか?」が分からないので、参考程度にしかならない気がします。

同居に対するイメージが変わりました(良い口コミ)

実際の住人の生の声が載っているから、同居に対しての抵抗感がかなり緩和されました。

「どういうプロセスで同居を進めていけばいいか」が分かったので、両親と具体的に話を進めていこうと思います。

間取り図が参考になります(良い口コミ)

「二世帯住宅という選択」には、実際の設計プランがたくさん掲載されているから、見ているだけでワクワクしてきます。

しかも、生活スタイルに応じてプランが整理されているから、自分の要望と近い間取り図が絶対に見つかると思いますよ。

共用スペースの優先順位が分かります(良い口コミ)

一言に「二世帯住宅」といっても、「完全分離」とか「部分共有」とか形は様々。

肝心なのは「どのスペースを共用にするか?」なんだけど、この本には「分離すべきポイント」がしっかり書かれているから、迷っている人にはおすすめ。

同居に不安がある人ほど、読んだ方がいいとい思いますよ。

写真がたくさんあるから、イメージしやすい(良い口コミ)

「二世帯住宅という選択」では写真がたくさん載っているから、家づくりの様子がイメージしやすくなっているのが特徴かな。

「どんな外観にしたら素敵な家になるのか?」など、オシャレな二世帯住宅を考えている人にもおすすめできますよ。

POINT

  • 実際の設計プランを多数掲載しているので、参考になる点が必ず見つかる
  • 家づくりの様子が写真で分かるので、よりイメージしやすくなっている
「二世帯住宅という選択」って、どんな内容になっているの?

「二世帯住宅という選択」の内容を試し読み

二世帯住宅という方法 内容

「二世帯住宅という選択」では、7つの章に分けて設計のポイントを解説しています。

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目次
1章 二世帯住宅の四〇年
2章 親子同居のメリット
3章 家族のライフステージ
4章 二世帯住宅のかたち
5章 七つの実例 二世帯住宅の先輩に聞く
6章 実例に学ぶ同居へのプロセス
7章 二世帯住宅の社会的意義

【1章】二世帯住宅のセオリー

二世帯住宅という選択

「二世帯住宅」という言葉が広がったのは、1975年にヘーベルハウスが「二世帯シリーズ」の販売を始めたことがきっかけ。

一時は「核家族化」が進んでいましたが、最近になって再び「二世帯住宅」が注目を浴びるようになったのは次の4つの理由からです。

二世帯住宅が注目を浴びる理由
  • 娘夫婦同居の増加
  • 片親世帯の増加
  • 共働きの増加
  • 晩婚化・非婚化

つまり、社会や家族の変化に大きく影響を受けて、「二世帯住宅」を選択される方が多くなっているのが現状です。

【2章】親子同居のメリット

二世帯住宅という選択

親子で同居する二世帯住宅を選択すれば、大きく4つのメリットを得ることができます。

日常生活での協力
  1. 育児協力
  2. 家事協力
  3. 介護協力
何かあったら協力
  1. 病気や出産
  2. 旅行や出張・単身赴任
  3. メンテナンスやトラブル対処
経済面
  1. 土地代がかからない
  2. 収入の増加と家賃分の有効活用
  3. 光熱費の削減
  4. 税金面の優遇
精神面
  1. そばにいる安心感
  2. 孫の成長への好影響
  3. 家族で共有する楽しみ

二世帯住宅には暗いイメージをもつ方も多いですが、「同居の7つの心構え」を知っておけば、お互いの生活や考え方の距離感をつかむことが可能になってきます。

親子同居の7原則
  1. 選択の原則
  2. 相互尊重の原則
  3. 自立の原則
  4. 世帯間ルールの原則
  5. 家族協力の原則
  6. 扶養分担の原則
  7. 社会連帯の原則

【第3章】家族のライフステージ

二世帯住宅という選択

二世帯住宅は、いろいろな年代の家族が共に暮らす家

それぞれのライフステージに合った住まいのにするためにも、次の5つのポイントは外せません。

二世帯住宅のポイント
  • 子供が小さい間は、「川の字」就寝をする
  • 子供部屋ではなく、「LD」で勉強する
  • 別々のことをしながら、一緒に過ごせる「LD」をつくる
  • 将来的な介護に備えて、できるだけバリアフリー対策をする
  • 親世帯のスペースが空いた時の活用方法を考える

【第4章】二世帯住宅のかたち

二世帯住宅という選択

二世帯住宅を設計する時には、同居スタイルにあった住宅の形にすることが重要。

同居スタイルがイメージできれば、夕食のスタイルからキッチンの形態を想定していくことになります。

独立させる優先順位
  1. キッチン
  2. 浴室
  3. 玄関

また、「どこを共用スペースにするか?」によって、二世帯住宅は「独立」・「共用」・「融合」の3つの形に分類することが可能です。

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独立二世帯 「内部で行き来できるようにするか」がポイント
建築基準法上の扱いによって固定資産税を減らせる
「重層型」にするなら、床の遮音性を高める
より広いスペースが必要で、建築費、も高くなる
共用二世帯 玄関の収納スペースは十分に確保する
生活音を伝わりにくくする工夫が必要
「浴室共用」はストレスを抱えることが多い
共用が増えるほど、スペースに余裕ができる
一体型 世帯別のゾーニングを心がける
サブの設備を取り入れるとストレスが減る
家族の変化を考えると、独立性の高い二世帯が安心

【第5章】七つの実例 二世帯住宅の先輩に聞く

二世帯住宅という選択

第5章では、実際に二世帯住宅を建てた7軒の設計を紹介しています。

横にスクロールできます⇒

プラン 家族構成 延床面積 間取りの特徴
完全分離 親世帯2人
子世帯4人
165㎡ 上下階に完全分離した空間でマイペースな暮らし
完全分離 親世帯1人
子世帯3人
341㎡ 左右に分かれて、二階のみでつながる孫共育二世帯
完全分離 親世帯1人
子世帯4人
148㎡ 「どこでもドア」で行き来する2.5世帯同居
部分共有 親世帯2人
子世帯5人
199㎡ 浴室を共用して七人が暮らす2.5世帯同居
部分共有 親世帯2人
子世帯4人
145㎡ 夕食を一緒にして、共働きと子育てを両立させた娘夫婦同居
完全分離 親世帯2人
子世帯2人
84㎡ 親世帯の介護と相続を経験、孫娘が親世帯スペースを仕事部屋に
部分共有 親世帯1人
子世帯5人
219㎡ もと子世帯がリフォームして1階に移動し、孫との二世帯へ

【第6章】実例に学ぶ同居へのプロセス

二世帯住宅という選択

親子同居を選んだ理由のトップ3は、親世帯・子世帯とも同じ。

同居を選んだ理由トップ3
  • 親世帯の老後のことを考えて
  • 家事・育児等で協力しあえるから
  • 親子孫の3世代で楽しく暮らしたいから

アンケート調査より、自分の世帯の都合だけでなく、相手の世帯のことを考えながら同居生活を実現させたことが分かっています。

【第7章】二世帯住宅の社会的意義

二世帯住宅という選択

社会全体の視点に立つと、二世帯住宅には次の3つの社会的意義があることが分かります。

二世帯住宅の社会的意義
  1. 介護コストや医療費の削減ができ、結果的に税金の支出が少なくなる
  2. 住宅地の世代交代が進むので、自治体の財政にも大きなメリットがある
  3. 同居によりエネルギー消費が少なくなるので、環境への負荷が減る

二世帯住宅が増えることは社会や環境に貢献することにつながるので、独自の補助策を打ち出す自治体も増えてきています。

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「二世帯住宅という選択」って、他の家づくり本と何が違うのかしら?

「二世帯住宅という選択」の感想とレビュー

二世帯住宅という選択 レビュー

「二世帯住宅という選択」を読んで感じたことは次の2つです。

  1. 参考になる間取り図ばかり
  2. 「住宅調書(家づくりノート)」がすぐに作れる

1 参考になる間取り図ばかり

二世帯住宅という選択 間取り図

最近人気を集めている二世帯住宅ですが、

  • 同居のストレス
  • 生活音の問題
  • 嫁と姑の対立

など、マイナスの側面があるのも事実です。

ただ、他の二世帯住宅本ではトラブルの予防法ばかりになっていて、住宅設計や空間構成の内容にはほとんど触れられていません。

ところが、本書では実際に建てられた7軒の二世帯住宅を公開。

しかも、

  • 延床面積が「80㎡~350㎡」
  • 完全分離・部分共有・完全同居

など、様々な二世帯住宅のタイプを公開しているので、あなたの要望に近い設計プランが見つかること間違いなし

二世帯住宅という選択

「二世帯住宅という選択」では、実際の家の様子を写真でも紹介しているので、

  • どんな外観デザインにすれば魅力的になるのか?
  • キッチンやリビングに、どんな住宅設備があると便利か?
  • どんなスペースがあると、同居を楽しめるか?
  • 将来的な介護に備えて、どんなアイテムが必要か?

など、細かいインテリアにまでこだわった二世帯住宅のデザイン方法まで習得することが可能になっています。

2 二世帯同居の生の声が聴ける

二世帯住宅という選択

「二世帯住宅という選択」では、7軒の家に訪問してインタビュー調査も実施し、

  • 建て替え前はどのような家だったのか
  • 家族の暮らしぶりはどうだったのか
  • 二世帯同居をしようと思ったのはなぜか
  • 同居しない家族との関係はどうだったのか?

など、二世帯住宅を決心するまでのプロセスが細かく描かれているのが特徴。

「同居へのプロセス」と「実際の間取り図」を照らし合わせて見ることで、最適な二世帯住宅のあり方をより深く理解できるようになっています。

POINT
他の二世帯住宅本には載っていない住宅設計のポイントが分かるのが「二世帯住宅という選択」です。

関連【二世帯住宅の本・雑誌おすすめランキング】完全分離の間取りはどれがいい?

「二世帯住宅という選択」って、どこで買うのがお得なのかしら?

「二世帯住宅という選択」の購入はAmazonがお得?

二世帯住宅という選択

「二世帯住宅という選択」の購入方法は次の通りです。

Amazonでの値段

二世帯住宅という選択

アマゾンでは「二世帯住宅という選択」を取り扱い。

1320円(定価)で購入できるようになっています。

楽天ブックスでの価格

二世帯住宅という選択

楽天ブックスでも「二世帯住宅という選択」を取り扱い。

1320円(定価)で購入できるようになっています。

Yahoo!ショッピングでの最安値

二世帯住宅という選択

Yahoo!ショッピングでも「二世帯住宅という選択」を取り扱い。

3080円(定価)で購入できるようになっています。

電子書籍版(kindleなど)はなし

二世帯住宅という選択 kindle

「二世帯住宅という選択」に電子書籍版はなし。

kindleで検索しても、別の書籍が紹介されます。

中古なら「メルカリ」より「ブックオフ」が安心

二世帯住宅という選択

メルカリ・ヤフオクでも「二世帯住宅という選択」を購入することは可能。

ただ、

  • 偽物が多く出回っている
  • 衛生的に不安がある
  • 書き込み・傷み・破れがある

などトラブルが続出しているので、「ブックオフ」などの中古販売店で購入するが安心です。

POINT
電子書籍版はなし。ポイントを付けたいなら楽天での購入がおすすめです。
もっと二世帯住宅のことが知りたいだけど、どの本を読んだらいいのかしら?

「二世帯住宅という選択」以外のおすすめ家づくり本を紹介!

二世帯住宅という選択  最高の二世帯住宅をデザインする方法

「二世帯住宅という選択」の理解をより深めたいなら、次の2冊も合わせて読むのがおススメです。

  1. 最高の二世帯住宅をデザインする方法
  2. 絶対に後悔しない二世帯住宅のつくり方

1 最高の二世帯住宅をデザインする方法

経験豊富な建築家グループによる住宅設計の方法を書いたのが「最高の二世帯住宅をデザインする方法」。

「最高の二世帯住宅をデザインする方法」では、

  • 二世帯住宅ではどんなことを検討すべきか?
  • どれくらいの建築費用が必要なのか?
  • どんな間取りにしたら快適に過ごせるのか?

など、実際の事例を元に「最高の二世帯住宅」をつくるための秘訣を徹底解説しています。

関連 【最高の二世帯住宅をデザインする方法をレビュー】中古本を購入するデメリットは?

2 絶対に後悔しない二世帯住宅のつくり方

「絶対に後悔しない二世帯住宅の作り方」の著者は、1級建築士でもありFPでもある「山岸多加乃」氏。

本書では、

  • 意外と教えてくれない相続問題
  • 土地の環境と間取りの関係
  • 二世帯住宅ならではの資金計画

など、相続対策から家づくりまで、二世帯住宅で起こりうるトラブル対策の59ポイントを解説しています。

関連 【絶対に後悔しない二世帯住宅のつくり方をレビュー】役に立たないって本当?

POINT
3冊の二世帯住宅本を読めば、どのハウスメーカーでも理想の間取りを完成させることが可能になります。

関連 【家づくり本のおすすめランキング】家を建てる時の参考書を徹底解説

【まとめ】「二世帯住宅という選択」は住宅本・雑誌ランキング№1


「二世帯住宅という選択」についてまとめます。

POINT

  1. 数多くの間取り図を掲載、要望にあった設計プランが必ず見つかる
  2. 写真も多数載っているので、家づくりの様子をイメージしやすい
  3. 住人の生の声が聞けるので、同居へのプロセスがよく分かる

家づくりを考え始めた方のバイブルになっているのが「二世帯住宅という選択」。

理想のマイホームを手に入れたいなら、必ず目を通して欲しい一冊になっています。

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家

注文住宅を建てると生活が快適になりますが、デメリットも多く失敗しがち。

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参考文献
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