オールカラーで読みやすい(良い口コミ)
ワクワクした気持ちで読める(良い口コミ)
住まいのアイデアがいっぱい(良い評判)
POINT
- 写真がオールカラーにのっているので、デザインのポイントが分かりやすい
- 単なる住宅デザイン本ではなく、快適に暮らせるアイデアが詰まっている
「とっておき住宅デザイン図鑑」の内容を試し読み
「とっておき住宅デザイン図鑑」では、8つの章に分けて住宅設計の秘密が公開されています。
【1章】家の善し悪しは外のつくりが決め手
デッキ・庭・軒下・ルーバー・デッキ・カーポート・テラス
屋外空間は、後から建物に付け加えるのではなく、最初にその敷地にどこまで屋根を差し掛けるか」を考えることが大切。
どこまでを内側から使い、どこを屋外として使うかを考えると、ウチとソトが等価な空間が出来上がります。
屋根・庇・スカイライン
かつて、街並みの印象は屋根の印象でしたが、現在はわずかな地域を覗いて失われました。
現代の瓦は、勾配が緩くても雨が逆流しない構造。
ただ、瓦の葺かれた模様は美しく、緩勾配になってしまうのは惜しいモノです。
目隠し・板塀
間取りに集中しているクライアントは、工事が始まってから外から家の中が見えることなどに気づき始めます。
そこで、設計の最初に「町歩き」を行うのがおすすめ。
庭の使いようや道からの視線を、他人の家などを観察しながら、自分の暮らす同じ町で経験してもらいます。
敷地・ひな壇・角地・日当たり・板塀・旗竿地
ひな壇造成の町並みは建物が脇役となってしまいがち。
ただ、擁壁が街路を印象づける主役となるのは、どこか寒々しいもの。
道と敷地との関係も希薄になってしまいます。
目隠し・中庭・フェンス・外観・町並み
通過交通や人通りが多い道路に面した庭は、垣根や塀で隠そうとすれば相応の高さを要します。
塀と建物のわずかな隙間は、人が侵入した場合に死角にもなるから好ましくありません。
アプローチ・外観
水はけが悪い町というのはあるもの。
住まい手は敷地を高く盛り上げたい衝動にかられますが、街路と住宅はなじみが薄れ、大きな閾が生じてしまいます。
【2章】居心地を左右する動線、階段、廊下
玄関・階段・カウンター・古民家・螺旋階段
玄関では靴入れは当然として、コート入れ・ベンチはとても喜ばれるしつらえ。
これらを上手く組み合わせ、飾りの機能を重ね、障子で採光し、玄関の印象を決める担い手とします。
階段・ブリッジ・吹き抜け・中庭・スロープ
そもそも、階段一段の高さと奥行きは寸法が違うもの。
正方形の格子壁と連続させるのは、少々無理があります。
浴室・光庭・ループプラン・ブリッジ・中庭
タイルが好きでも目地のカビは嫌い。
素材で解決するのではなくて、間取りで通風性能を上げてみてはどうでしょうか?
階段・窓・間仕切り・収納・床
「玄関から階段を使って移動に明るさを提供したい」というのが前提です。
間仕切り・収納・床
移動空間である階段は、間仕切りの代わりにできます。
階段室はある厚みをもった筒状の空間であり、空気の固まりでもあります。
【3章】自分らしさをつくる部屋の工夫
建具・照明・借景・窓・古材
“重ねる”という手法が、小面積でも印象を一変。
ガラス戸に障子を重ねると、同じ空間ではないくらい印象は一変します。
コージーコーナー・デッキ・薪ストーブ・格子・スクリーン
凹んだ場所はアラビア語で「al kubbe」で、アルコーブの語源。
彫刻などを飾られる壁面の凹みも同様に呼ばれるから、主と従の空間の関係が明確になるほど、アルコーブは強調されます。
スカイライト・吹き抜け・部屋の明暗・子どもの間・ホームオフィス・仏間
大きなトップライトから、その日の空の色が見える。
空のきれいな街だから、空の見える空間をつくりましょう。
土間・ガレージ・玄関・地下室・カーポート
玄関やカーポートを積極的に家に結び付け、新たな活動の場所にする提案。
高齢化社会にも重要な「緑の部屋」になるはずです。
キッチン・ピアノコーナー・ペット・土間・縁側
ピアノの位置は安易に決められません。
対面キッチンから目が届き、声もかけられる位置で、くつろぎ部屋からはあまり見えない理想的な配置です。
リビング・ギャラリー・テラス・リビング・キッチン
壁にアートを受け入れられるだけなく、屋外風景を背景として、生活を作品と見立てます。
【4章】コミュニケーションを生み出す仕掛け
敷地・スロープ・バリアフリー
斜面をひな壇に区画造成した敷地は、地下をつくりやすいメリット有。
ただ、道路レベルとの高低差が起きるため、外階段で登らせる処理が多くなっています。
玄関・リビング・デスクコーナー・本棚・スキップフロア・吹き抜け
開放感という響きは、みんなの好きな言葉。
日本の気候風土と関係があって、湿気の多い季節に風が抜け、日射しにもたらす感覚は何とも言えません。
床・壁・天井・中庭・・眺望・角地
床・壁・天井は機能も、求められる性能も異なります。
全部違う仕上げや色にする必要はなく、同じ仕上げでまとめる手法が常套的です。
間仕切り・吹き抜け・テラス・共用コーナー・書斎
部屋を区画する一般的な方法は、壁を立てること。
この区画手法だと、切る・つなげるが直接的に行われることになってしまいます。
【5章】夏も冬も快適で心地よい家のつくり方
パッシブクーリング・軒・窓・遮光ルーバー・庇・テラス
パッシブクーリングのポイントは、恒常風を見定めること。
次に重要なのが断面設計で、棟部で「負圧」という引き抜く力を利用して、通風に加勢します。
真壁・壁・土間暖房・屋根・二世帯住宅
石やコンクリートは暖まりにくく冷めにくい。
この石の特性を利用したのが蓄熱です。
木造架構・跳ね出し床・鉄骨造・RC造
日本の木造において跳ね出しは、1000年以上前から様々な造形を可能にしてきた技術。
5mにも及ぶ古建築の雄大な軒先を、跳ね出し梁を基点に、巧みな材の組み合わせで成されます。
空調・採光・蓄熱土間・蓄熱壁・寝室・リビング・間接照明・壁面
間接照明は光源が直接見えないため眩しくなく、室内が穏やかな印象に。
ランプ形状は隠しやすい直管形の蛍光灯を用いるが、寝室には色温度の低いものもおすすめです。
【6章】キッチン・浴室は癒し+機能性が大事
庭・トップライト・中庭・斜線制限・露天風呂・洗面・借景・トップライト
住宅に期待される性能が「リフレッシュメント・元気回復」。
なかでも浴室は重要な要素になっています。
カウンター・アイランドキッチン・タイル張り・眺望・V型キッチン
共働き夫婦の要望は、水仕事のコンパクト化と家事をこなしながらの子どもとのコミュニケーション。
対面キッチンは、必ずしも調理と洗い機能のすべてを格納する必要はありません。
【7章】片付く家のしくみとしつらえのコツ
玄関収納・ベンチ・床の間・畳
カラクリのような仕掛けでなくても、遊び心は浮かび上がるもの。
現代から見れば経済的合理的でなく機能的でもないが大切にしたい感覚です。
吹き抜け・ロフト・借景・座敷・障子・敷居・窓・玄関・間接照明
意外に知られていないことは、吹き抜けの上に部屋をつくっても3階には該当しないこと。
天井の低いロフトをこしらえても、梯子が使いづらい点にも注意が必要です。
キッチン収納・リビング収納・階段・収納・窓
オシャレで廉価なリビングボードが多く販売されていますが、造り付けるのがおすすめ。
宙に浮くことで、床の掃除がしやすくなっています。
玄関収納・サッシ・デッキ・トイレ・物干し
リビングから玄関ポーチにまで連続している市松柄は、どこが開くのか不思議な収納に見える。
上下にスリットを切って、飛び出した印象にしています。
【8章】真の豊かさは手ざわり、足さわりから
麻・畳表・土壁・タイル・インテリアカラー・テイスト・格子壁・天井
素材とは、モトになっている材料のこと。
素材が分からない建築材料が多いし、私達も素材に無頓着になる風潮にあります。
経変変化・外素材・竹フローリング・木材塗装・土壁・木目・透過素材・粗面タイル
建物ではメンテナンスフリーが喜ばれます。
ただ、建築では新しさを保つサプリメントのようなものはないので、多少の「お手入れ」は欠かせません。
無垢板張り・ベニヤ板塗装・庭・植栽・枕木・石材・漆喰り・ライムストーン・無垢材
白は無敵だが、設計者は白くさえしておけば大丈夫と過信してはならない。
白が好きな人は、色々な白を収集し組み合わせを楽しみ、ニュアンスを感じ合うものです。
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「とっておき住宅デザイン図鑑」の感想とレビュー
「とっておき住宅デザイン図鑑」を読んで感じたことは次の2つです。
1 どこからでも読み始められる
タイトルに「図鑑」とあるように、本書はどこからでも読み始められる構成に。
200もの住宅ルールそれぞれにインデックスが付いているので、「こういうデザインにしたい!」から逆引きすることも可能になっています。
しかも、200のルールすべてを写真付きで解説。
写真には小さな「吹き出し」が重ねられているので、テキストを読み飛ばして、写真を味わうだけでも意味が分かるようになっています。
2 間取りや住宅設計と関連付けられる
住宅デザイン本は”おしゃれ”が最優先になっていて、”暮らしやすさ”が犠牲になっているものが多く見受けられます。
対して、本書に載っているのは「デザイン」と「心地よさ」が両立したものばかり。
しかも、200のルール全てで間取り図が載っているので、
- 家事が楽になる動線は?
- 子育てがしやすい部屋の配置は?
- 省エネにするための住宅設備は?
など、住宅設計に悩んでいる方にもおすすめの本となっています。
POINT
“暮らしやすさ”と“おしゃれ”を両立したのが「住宅デザイン図鑑」。間取り本としても一級品です。
関連 【住宅デザイン本のおすすめランキング】建築家が叶える理想の家とは?
「とっておき住宅デザイン図鑑」の購入は中古がお得?
「とっておき住宅デザイン図鑑」の購入方法は次の通りです。
amazonでの値段
Amazonでは「とっておき住宅デザイン図鑑」を取り扱い。
1980円(定価)で購入できるようになっています。
楽天ブックスの価格
楽天ブックスでも「とっておき住宅デザイン図鑑」を取り扱い。
1980円(定価)で購入できるようになっています。
Yahoo!ショッピングでの最安値
Yahoo!ショッピングでも「とっておき住宅デザイン図鑑」を取り扱い。
1980円(定価)で購入できるようになっています。
電子書籍(kindleなど)は?
「とっておき住宅デザイン図鑑」に電子書籍版はなし。
kindleで検索しても、別の書籍が紹介されてしまいます。
中古なら「メルカリ」より「ブックオフ」
メルカリやヤフオクでも「とっておき住宅デザイン図鑑」を手に入れることは可能。
ただ、
- 偽物が多く出回っている
- 衛生的に不安がある
- 書き込み・傷み・破れがある
などトラブルが続出しているので、「ブックオフ」などの中古販売店で購入するのが安心です。
POINT
「とっておき住宅デザイン図鑑」に電子書籍版はなし。ポイントを稼ぎたいなら楽天での購入がおススメです。
「とっておき住宅デザイン図鑑」と一緒に読んで欲しいおすすめ家づくり本を紹介
「とっておき住宅デザイン図鑑」の理解をより深めたいなら、次の2冊も合わせて読むがおススメです。
1 住まいの解剖図鑑
「住まいの解剖図鑑」とは、先人たちが積み重ねてきた住宅設計の定石を学ぶための書籍。
「住まいの解剖図鑑」では、ごく普通の住宅で当然のように作られている空間や装置を550点以上のイラスト付きで解説。
本書を読むことで、心地よい住宅を設計するため仕組みを学ぶことが可能になります。
関連 【住まいの解剖図鑑をレビュー】試し読みでは分からない感想とは?
2 間取りの方程式
ベテラン設計者たちが使っている、間取りを「正解」に導く方程式を記した書籍が『間取りの方程式』。
「間取りの方程式」では、プロのやり方を25の視点でセオリー化。
「間取りの方程式」で解き方を学べば、間取りを見る目が根本から変わってくるはずです。
関連 【間取りの方程式をレビュー】住まいの解剖図鑑と合わせて読んだ感想は?
POINT
“住宅デザイン”と“間取り”は合わせて考えることが大切。ネットでは分からないプロのテクニックを、誰でも簡単に吸収できます。
【まとめ】「とっておき住宅デザイン図鑑(心地よい住まいをつくるルール200)」の評価
「とっておき住宅デザイン図鑑」についてまとめます。
POINT
- インデックス付きでルールが載っているので、図鑑のように「逆引き」ができる
- 文章を読まなくて、写真を見るだけで内容が理解できる
- “おしゃれ”と“暮らしやすさ”を両立させる間取り秘訣も分かる
住宅設計のバイブルになっているのが「とっておき住宅デザイン図鑑」
理想の住まいを追及したいなら、必ず目を通して欲しい1冊になっています。
あなたに合った理想の住宅を手に入れる方法
注文住宅を建てると生活が快適になりますが、デメリットも多く失敗しがち。
失敗しやすい注文住宅を成功に導く一番のコツは
設計にとことん時間をかけること。
特に間取りは大切で、家族の要望に合わせた部屋の配置が大切になってきます。
思い悩み、家づくりがなかなか進まなかった私が頼ったのが「タウンライフ家づくり」。
「タウンライフ家づくり」では、あなただけの「オリジナルの家づくり計画」を複数のハウスメーカーが提案してくれます。
実際に「タウンライフ家づくり」を利用してみて、あなたに伝えたいメリットは5つ。
POINT
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しかも、選べる600社の中には大手22社のハウスメーカーも含まれています。
私が何よりもうれしかったのは、要望をくみ取った間取りを作成してくれる所。
実際に、積水ハウスさんからこんなステキな間取りをいただいています。
「強引な勧誘がないか」と心配していましたが、私の所には1本の電話もかかってきていません(メールでの勧誘はあります)。
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参考文献