インテリアの参考になります(良い口コミ)
POINT
- 24人の建築家の共著なので、住宅デザインの教科書として使える
- 写真やイラスト豊富なので、読むだけで家づくりのイメージが掴める
「なるほど住宅デザイン」の内容を試し読み
「なるほど住宅デザイン」では、4つの章に分けて住宅設計の秘密が公開されています。
【1章】居室
床高の操作でワンルームを仕切る
ワンルームの弱点は、何も工夫しなければ、しまりのない空間となってしまうことに。
床にレベル(段差)を付ければ、空間の一体感を保ちながら、内部を緩やかに仕切ることができる。
空間に複数の機能をもたせる
1つの空間に複数の機能を兼ねさせれば、育児や来客対応など様々な場面で使い分けられる。
利用頻度の高いリビングやダイニングの近くに設けるのが理想的です。
視線の抜けをつくり、空間を広く見せる
視線の抜けのつくり方は様々。
抜けのための距離自体を長く確保するのが難しい場所でも、壁を斜めに立てるなどして、奥行きを感を強調すれば、空間を広く感じさせることができる。
前面道路と玄関に適度な距離感をとる
玄関は住宅の顔。
外部に対してただ閉じるのではなく、適度に開放性を保ちながら、同時に外からの視線を制御できれば、住み心地は向上する。
トイレの手前には間をつくる
トイレは使用頻度の高い空間なので、利便性と機能性・居心地のよさが求められる。
適度な距離感が使用者に安心感をもたらし、トイレが居心地のよい空間となります。
【2章】中間領域
室内に土間空間を設ける
内外の連続性と居心地のよさを両立させたい場合は、室内外に連続した土間を設け、外部に深い軒を出してみよう。
室の内外を曖昧につなぐ縁側のような空間が生まれ、内部と外部の連続性がもたらされます。
外部から室内への視線を遮る
建築基準法で接道義務が定められている以上、外部からの視線をどうやって避けるかという課題は必然的。
室内の床レベルを操作して遮る方法や、隣地側の壁を閉じながらも閉塞感を感じない空間のつくり方などがあります。
【3章】開口部
開口部の位置と大きさで採光量を操作する
居心地よい空間をつくるには、室内に取り込まれる光、影の影響を考えた空間設計が肝心。
光を取り込むための外部開口部を、「どこにどんな大きさで設けるか」を十分に検討したい。
大開口でも外部の視線が気にならない工夫
外部開口部が大きければ大きいほど、温熱環境やプライバシー確保などの面でも弱点になりやすい。
ルーバーや格子戸を上手に活用して、外部の視線や太陽光を遮る工夫が必要です。
トップライトで室内に光を取り込む
光が直接挿し込みにくい場所は、トップライトを設けて天井から光を取り込むと明るさを確保できる。
トップライトを採用するなら、効果的に室内に光を導く方法を考えることが重要です。
【4章】素材
露し天井を美しく見せる
天井を露しにすると、木の素材感が身近に感じられ、架構の力強さが表され、空間にメリハリがつきます。
露しにする際には、梁のピッチや梁成などを調整し、きれいに見せるための手間をかけるといい。
一工夫で素材感を引き立てる
仕上にちょっとした工夫を加えることで、見栄えが劇的によくなるケースも。
合板を床に使う場合は、面取りするだけでも素材として見え方が変わってきます。
低コストの素材で空間を美しく見せる
安価な素材でも、工夫次第で空間を美しく見せることが可能。
木材は事前に色味や木目を選ぶなどして、準備に手間をかけることが美しさにつながります。
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「なるほど住宅デザイン」の感想とレビュー
「なるほど住宅デザイン」を読んで感じたことは次の2つです。
1 住宅設計の教科書
本書は内容によって細かく分けられた構成になっているので、「目次」を見れば“気になる箇所”や“悩んでいる箇所”をすぐに探せるようになっているのが特徴。
しかも、それぞれの項目ごとに、
が掲載されているので、設計者のテクニックをビジュアルで理解することが可能に。
誌面のレイアウトも美しく、解説も丁寧なので、まさに「住宅設計・デザイン手法の教科書」と言える本になっています。
2 より多くのアイデアが学べる
「なるほど住宅デザイン」は著名な24人の建築家による共著。
また、多数の建築家の共著なので、1つの内容に対してたくさんのアイデアが出されているのが特徴。
例えば、開口部廻りで光を操作するデザイン方法は次の通り。
1人の建築家だと考え方が偏っていることが多くありますが、本書なら正しい知識と設計のスタンダードを学ぶことが可能になっています。
POINT
住宅設計の悩みに的確に答えてくれるのが「なるほど住宅デザイン」。初めの1冊におすすめです。
関連 【住宅デザイン本のおすすめランキング】建築家が叶える理想の家とは?
「なるほど住宅デザイン」の購入は中古がお得?
「なるほど住宅デザイン」の購入方法は次の通りです。
amazonでの値段
Amazonでは「なるほど住宅デザイン」を取り扱い。
2640円(定価)で購入できるようになっています。
楽天ブックスの価格
楽天ブックスでも「なるほど住宅デザイン」を取り扱い。
2640円(定価)で購入できるようになっています。
Yahoo!ショッピングでの最安値
Yahoo!ショッピングでも「なるほど住宅デザイン」を取り扱い。
2640円(定価)で購入できるようになっています。
電子書籍(kindleなど)は?
「なるほど住宅デザイン」に電子書籍版はなし。
kindleで検索しても、別の書籍が紹介されてしまいます。
中古なら「メルカリ」より「ブックオフ」
メルカリやヤフオクでも「なるほど住宅デザイン」を手に入れることは可能。
ただ、
- 偽物が多く出回っている
- 衛生的に不安がある
- 書き込み・傷み・破れがある
などトラブルが続出しているので、「ブックオフ」などの中古販売店で購入するのが安心です。
POINT
「なるほど住宅デザイン」に電子書籍版はなし。ポイントを稼ぎたいなら楽天での購入がおススメです。
「なるほど住宅デザイン」と一緒に読んで欲しいおすすめ家づくり本を紹介
「なるほど住宅デザイン」の理解をより深めたいなら、次の2冊も合わせて読むがおススメです。
1 住宅デザインのひきだし
住宅設計の名手“高野保光”氏による、本当に上質な住まいのつくり方が分かるのが「住宅デザインのひきだし」。
- 間取りにとらわれない居場所のつくりかた
- 住まいの内と外をつなぐ手法
- 手ざわり足ざわりから考えるディテール
など、暮らしから考える住宅デザインのヒントを多数収録。
全ページに絵画のような図面表現を採用することで、心地よい暮らし方のアイデアが誰でも分かる本になっています。
関連 【住宅デザインのひきだしをレビュー】評判は嘘ばかりって本当?
2 とっておき住宅デザイン図鑑
快適かつ美しい、愛着のもてる家づくりの指南書が「とっておき住宅デザイン図鑑」。
心地よい住まいをつくる200のルールをオールカラーで掲載。
写真には“吹き出し”が付いていて、写真だけで内容が把握できる構成に。
写真と間取り図を見るだけで家づくりのポイントが理解できる、まるで図鑑のような住宅デザイン本になっています。
関連 【とっておき住宅デザイン図鑑をレビュー】中古の評判が最悪って本当?
POINT
“住宅デザイン”と“間取り”は合わせて考えることが大切。ネットでは分からないプロのテクニックを、誰でも簡単に吸収できます。
【まとめ】「なるほど住宅デザイン」の評価
「なるほど住宅デザイン」についてまとめます。
POINT
- 項目ごとにアイデアがまとまっているので、悩みがすぐに解決できる
- 24人の建築家の共著なので、様々な考え方を吸収できる
- 写真やイラストが豊富なので、読むだけで家づくりのイメージが湧く
住宅設計のバイブルになっているのが「なるほど住宅デザイン」
理想の住まいを追及したいなら、必ず目を通して欲しい1冊になっています。
あなたに合った理想の住宅を手に入れる方法
注文住宅を建てると生活が快適になりますが、デメリットも多く失敗しがち。
失敗しやすい注文住宅を成功に導く一番のコツは
設計にとことん時間をかけること。
特に間取りは大切で、家族の要望に合わせた部屋の配置が大切になってきます。
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参考文献