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【間取り公開】リビングに畳コーナーは失敗?2畳ならフラットで!

畳

「畳コーナーを造りたいんだけど、本当に便利なのかしら…」

フローリングの家が増えてきたため、和室を造られる方は減ってきています。

ただ、和室のようなスペースが欲しい方はたくさんいるのではないでしょうか?

最近の間取で増えてきたのは、和室の代わりにリビングの横や一部に畳スペースを造ること。

でも、畳スペースに十分な広さが確保できず、2畳・3畳の畳コーナーになることも…。

狭い空間だと、結局使われなくなって失敗にならないか不安になってしまいます。

しかも、畳コーナー」って失敗しやすい間取りでもあるので、注意が必要なんです!

畳コーナーって憧れるんだけど、どんなメリットがあるのかしら…

【リビングに畳コーナー】4つのメリット

メリット

リビングに畳スペースを求める人が増えている理由は4つです。

  1. 子供の遊び場になる
  2. 昼寝スペースになる
  3. 家事スペースとしても活躍
  4. 客間にも大変身

1 子供の遊び場になる

特に小さい子供のいる家庭では大活躍します。

畳はフローリングほど硬くないので、転んでもケガをする心配がいりません。

しかも、リビングに畳スペースがあると、キッチンで料理をしながらでも子供から目を離すこともなく安心。

しかも、畳には吸音効果があります。

子供の大きな声やバタバタした足音も、フローリングほど気になりません。

2 昼寝スペースになる

昼寝スペースとして使えるのは、子供だけではなく大人にもうれしいメリット。

畳には調湿機能があるので、夏でも肌触りが良く快適です。

しかも、畳のい草の香りにはリラックス効果もあるので、くつろぐスペースとしては申し分なし。

実際私も、畳スペースでゴロゴロ昼寝をしますが、ベットやソファでの昼寝では味わえない気持ち良さがありますよ!

3 家事スペースとしても活躍

洗濯物をたたんだり、アイロンをかけたりと家事スペースとしても大活躍。

しかも、急な来客があっても間仕切りを閉めれば人の目につかないので、安心してプライベートなモノが置けます。

4 客間にも大変身

畳スペースは様々な用途に使うことができます。

来客があった場合は応接室として、友達や両親が泊まりに来た時は寝室にも様変わり。

たまに泊まりに来る両親や親戚のために和室を造るのはもったいないですが、畳スペースだと普段の生活に使えるのでお勧めです!

POINT畳スペースは様々な場面で大活躍!家族みんながくつろげます。

畳スペースを小上がりにする人もいるんだけど、使い勝手はどうなのかしら…

【リビングに小上がりの畳スペース】4つのメリット

畳

リビングに畳スペースを造られる方のなかには、小上がりにされる場合もあります。

小上がり和室を造るメリットは4つです。

  1. 収納スペースが増える
  2. 部屋のアクセントになる
  3. リビングのゴミが入りにくい
  4. 掘りごたつにもなる

1 収納スペースが増える

小上がりの部分は、収納スペースにすることができます。

リビングは家族が集う場所なので、収納スペースがあると、サッとモノがしまえるので非常に便利です。

2 部屋のアクセントになる

部屋に雰囲気に変化をつける方法は、アクセントクロスだけではありません。

部屋に統一感は大事ですが、目を引くモノがあると、グッと雰囲気が引き締まります。

小上がり和室があると、部屋に立体感が生まれ、メリハリの効いた部屋に様変わり。

3 リビングのゴミが入りにくい

リビングは家族全員が集う場所なので、汚れやすいスペースでもあります。

フラットにせず小上がりにしてると、段差によってゴミの侵入を防いでくれます。

4 掘りごたつにもなる

収納スペースとして使う代わりに、「掘りごたつ」として利用される方もいます。

ヒザが悪い方だと長時間座っているのは大変ですが、掘りごたつだと楽に過ごすこともできますね。

でも、「小上がりだと失敗しやすい」って聞くんだけど、どうしてなのかしら…

フラットがおすすめ!『2・3畳の小上がり畳コーナー』のデメリット

悩む

小上がり和室のメリットを紹介しましたが、2畳・3畳の小上がりのタタミスペースは後悔することが多いのも事実。

小上がりのデメリットが気になる方は、フラットな畳コーナーがお勧めです。

  1. 小さい子供には危ない
  2. リビングに圧迫感が生まれる
  3. 費用がかかる
  4. バリアフリーに対応できない
  5. 床暖房に向かない
  6. お掃除ロボットが役に立たない

1 小さい子供には危ない

小上がりの部分を収納スペースにするのであれば、高さが30~40㎝は必要。

ただ、段差が40㎝もあると、歩くのがやっとの幼児はもちろん、活発な子供も落下でケガをする危険性が出てきます。

段差を低くして10㎝程度にすると、今度は大人もつまずきやすくなってしまいます。

2 リビングに圧迫感が生まれる

先ほど部屋のアクセントになると書きましたが、ある程度広いリビングでの話。

狭いリビングに小上がりの畳スペースをつけると、余計に狭く感じてしまいます。

たとえ広いリビングでも、テーブルやソファーなどの家具の置き方によっては、視覚的にリビングが狭く感じることがあります。

3 費用がかかる

小上がりは特別な施工になるので、追加料金が発生する場合があります。

せっかくお金を払って設置したのに、後悔ことになるなんて悲しすぎます…。

4 バリアフリーに向かない

今は体が丈夫でも、誰でも年をとります。

将来的に車イス生活になったり、介護が必要になったりするかもしれません。

バリアフリーを考えれば、余計な段差は無くしたいものです。

5 床暖房に向かない

最近の住宅は気密性が高いので、床暖房を設置する家が増えてきました。

我が家は一条工務店で建てたので全館床暖房になっていますが、小上がりの畳スペースだと床暖房の意味がなくなります。

関連 【全館床暖房】一条工務店以外のハウスメーカーと比較!電気代でいらない?

6 お掃除ロボットが役に立たない

共働きの家庭が増え、お掃除ロボットを導入する家も増えてきました。

我が家もお掃除ロボットを愛用していますが、段差があると昇り降りができないので、掃除をしてくれません。

POINT小上がりの畳スペースはデメリットがたくさん。フラットにするか小上がりにするかは、将来的なことも考えて設置することが大切です。
畳スペースに仕切りって必要なのかしら…

畳コーナーの仕切りはロールスクリーンがお勧め

和紙畳

リビングの隣に畳コーナーを設置する場合、頭を悩ますのは間仕切りをするかどうか。

間仕切りをするかどうかは、それぞれのメリット・デメリットで判断することが大切です。

間仕切りのメリット・デメリット

【間仕切りをするメリット】

間仕切りがあると、急な来客があった時客間として使えますし、両親が泊まりに来た場合も寝室としての役割が可能。

また、キッチンの臭いがつたわったり、リビングの音がもれたりするのを防ぐことができます。

【間仕切りするデメリット】

間仕切りをすると空間が分断されるので、部屋が狭く感じます。

リビングと一体感を出し、広々とした空間を目指すなら、間仕切りは必要ありません。

間仕切りは何でする?

和室のように広いスペース扉でだったり、防音を求めるのであれば、扉の間仕切りが良いかもしれません。

ただ、2畳・3畳のタタミスペースで扉を閉めるとかなりの圧迫感に。

簡単な仕切りで良い場合は、ロールスクリーンがおすすめ。

障子だと定期的に張替えが必要ですし、小さいお子さんがいる家庭だとすぐにイタズラされてしまいますからね。

実際に畳コーナーを造るとどんな感じになるのかしら…

【間取り公開】一条工務店アイスマートのフラットな畳コーナー

和紙畳コーナー

畳の雰囲気が好きで、畳コーナーを大きくしたかった私は、リビング中央を畳コーナーに(というより、和室をリビングにした感じですが…)。

我が家の畳コーナーのポイントは2つです。

  1. ソファーやカーペットを置く必要がない
  2. い草畳ではなく和紙畳

1 ソファーやカーペットを置く必要がない

フローリングのリビングにすると、どうしてもソファーやカーペットを置く必要が出てきます。

ただ、畳だと十分柔らかいので家具を置く必要がなく、部屋がスッキリ!

同じ広さでもモノを少なくすることで、広々と感じることができます。

2 い草畳ではなく和紙畳

間取り図面からは分かりにくいですが、一般的ない草畳ではなく、今流行りの和紙畳を使用しています。

和紙畳のメリットは

  • お手入れがしやすい
  • ダニやカビが発生しない
  • 耐久性が高い
  • 汚れに強い

など、い草畳にはない特徴があって、今人気の畳です。

ただ、和紙畳にも4つのデメリットはあるので気をつけて下さい。詳しくは下の記事で!

関連 リビングに和紙(琉球)畳!デメリットや評判をい草畳と比較

リビング和室のWEB内覧会

間取り図面だけだと分かりにくいので、我が家の畳スペースを写真で公開します。

4.5畳のフラットな畳スペース

半畳タタミ9枚分のスペースをリビング中央に配置。

小上がりにするより、フラットな畳スペースにすることで、空間に広がりをもたせてることができます。

和紙畳はい草畳と違い色のバリエーションが豊富ですが、我が家は『コガネ』を選択。

関連 リビングに和紙(琉球)畳!デメリットや評判をい草畳と比較

ちなみに、リビング上部は吹き抜けを採用。

フラットな畳スペースに吹き抜けが加わることで、さらに開放感のあるリビングになっています。

間仕切りのロールスクリーン

ロールスクリーン

間仕切りはロールスクリーンを採用。

急な来客があってもキッチンやダイニングが丸見えにならず便利ですし、キッチンのニオイが伝わるのを防ぐことができます。

『リビング畳スペース』のまとめ

畳スペースを設置する時のポイントをまとめます。

POINT

  • 畳スペースは様々な使い方ができて便利
  • 小上がりの畳スペースはデメリットがあるので要注意
  • フラットな畳スペースは空間に広がりが生まれる
  • 間仕切りはロールスクリーンがおすすめ
  • い草畳より和紙畳の方が機能が高く、バリエーションも豊富

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参考文献
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