「平屋で後悔する人が多いって、本当なの…」
「平屋で失敗しないためには、どうしたらいいの…」
コンパクトな生活が送れると人気の平屋。
ただ、すべての部屋が1階に集中してしまうので、実は後悔する人が多いのが現実です。
平屋の後悔について、あなたに伝えたいことは3つ。
POINT
- 最大の問題は「音」、生活音が響くので気が休まらない
- 広い土地が必要で、建築費用も高くなりやすい
- 水害などの災害に弱く、防犯面にも注意が必要
建築会社が教えない、後悔しやすい平屋のポイントについて迫っていくことにします。
ブログ・知恵袋で判明した平屋の後悔
魅力的に思える平屋ですが、実際には失敗や後悔している人が多いのが現実…。
ブログなどをチェックし、平屋に後悔している生の人の声を載せることにします。
平屋はうるさいです(後悔1)
せっかく平屋を建てたんですが、生活の音が寝室にまで聞こえてきて、落ち着いて過ごすことができません。
しかも、トイレやお風呂も近くにあるせいで、水の音まで響いてしまって…。
平屋はプライベート空間を設けづらいので、間取りはかなり難しいですよ。
平屋は狭いからやめたほうがいい(後悔2)
仕方なく収納スペースを小さくしたんですが、実際に生活してみるとモノをしまう場所が足りなく、部屋がいつも散らかっている状態に…。
こんなことなら、普通に2階建てにすればよかったと後悔しています。
外からの視線が気になります(後悔3)
外を眺めていても、近所の人と目が合うことが多く、落ち着いて過ごすことができません。
ずっとカーテンを閉めっぱなしの状態なので、せっかくの大きな窓が台無しです。
土地にお金がかかりすぎました(後悔4)
土地にお金をかけ過ぎたので、当初の予算をかなりオーバー。
住宅ローンの返済が大変で、毎日の生活が苦しいです。
洗濯物を干す場所がない(後悔5)
平屋だと庭にしか干す場所がないから、いつも洗濯物が丸見えで、下着だと室内に干すしかありません。
2階建てのようにベランダがないのはかなり不便です。
いつも薄暗くて、ジメジメしています(後悔6)
風通しも悪いから、空気がいつもジメジメしていて、カビやダニの繁殖が心配になります。
後からマンションが建って…(後悔7)
マンションが南側に建ったせいで、日差しは遮られるし、いつも見下ろされている感じがして最悪です。
外観が味気ない(後悔8)
しかも、白1色なので汚れも目立つんですよね。
建てたばかりなのに、古びた感じの平屋になっています。
屋根との外壁のバランスが難しい(後悔9)
屋根のデザインなんてあんまり気にしてなかったんですが、実際に建ってみると外壁と全くなじみませんでした。
平屋は家が低い分だけ屋根が目立つから、外壁と合わせてコーディネートすることが大切だと思い知りました。
2階建て以上に設計が難しいのが「平屋」。平屋が成功するかどうかは「間取り」次第です。
新築平屋で後悔する5つの理由
平屋で後悔する人が多い理由は次の5つです。
- 広い土地が必要になってくる
- 建築費用が高くなる
- 日当たりや風通しが悪くなる
- プライベート空間の確保が難しい
- 水害に弱い
1 広い土地が必要になってくる
平屋は1フロアにすべての部屋を配置することになるので、2階建てより広い土地が必要になってきます。
田舎など広い土地が確保できる地域であれば問題ありませんが、地価の高い都市部では土地の確保すら難しいのが現実…。
狭い土地に無理に平屋を建てようとすると、生活しづらい家になること間違いありません。
関連 【土地探しのコツ】後悔・失敗しないためのポイントや方法
2 建築費用が高くなる
どのハウスメーカーでも、平屋にすると坪単価が5万円~10万円ほど高くなるのが一般的です。
というのも、平屋にすると基礎や屋根が2倍に広がり、工事費用が倍増してしまうから。
平屋にすると思った以上の建築費用になってしまい、住宅ローンの返済に苦しむことも多くなっています。
3 日当たりや風通しが悪くなる
平屋は大きくなればなるほど、家中心部の日当たりや風通しが悪くなってしまいます。
平屋の家を訪ねると、「廊下や部屋がいつも薄暗い」なんてことも…。
対策としては
- 中庭
- 天窓
が有効ですが、建築費用の負担が大きくなってしまうのがデメリット。
また、平屋は家の高さがない分だけ、周りの建物に大きく影響を受ける点にも注意。
周囲に新しく家やマンションが建つことで、予期せず日当たりや風通しが遮られるケースも珍しくありません。
4 プライベート空間の確保が難しい
平屋は家族とのコミュニケーションがとりやすい分、逆にプライベート空間の確保が難しくなります。
リビングや寝室・子供部屋が隣接してしまうので、生活音に悩まされることも珍しくありません。
2階建てのように上下階で区切れない平屋は、思った以上に部屋の配置が難しく、間取りには十分な検討が必要です。
防犯面で弱くなる可能性も
平面上の広がりが多い平屋は死角も多く、2階建てに比べ侵入されやすいのもデメリット。
- 強化ガラス
- センサーライト
- 2ロック式のドア
など、防犯上の設備にも気を配ることが大切です。
5 水害に弱い
地震には強い平屋ですが、大雨や台風などの水害には弱いのが実態…。
家が浸水した時に2階に逃げることができないので、避難経路の確保も難しくなっています。
山と川に囲まれた日本は、海外よりも水害の発生件数が多く、地震で津波に襲われる危険性も…。
平屋で水害に備えるなら、
- 工事により土地を高くする
- 土地の水害リスクを調べる
- 火災保険で「水災補償」を付ける
など、入念に建築計画を立てることが欠かせません。
平屋は土地や周りの環境に左右されやすいので、建てた後も注意が必要です。
後悔しない平屋の間取り例
平屋で後悔したくないなら、家族の人数に合わせた設計が何よりも重要。
ちなみに、平屋に必要な間取りの目安は次のようになっています。
坪数 | 家族の人数 | 部屋数 |
20坪 | 1~2人 | 1~2LDK |
25坪 | 2~3人 | 2~3LDK |
30坪 | 4~5人 | 3~4LDK |
平屋20坪の間取り(2LDK、北玄関)
出典:平屋間取り
20坪あれば2LDKの間取りにすることもできますが、それぞれのスペースが小さくなり、窮屈になりがち。
南側に大きな中庭をもってくることで、部屋の大きさ以上に開放感のある間取りにすることができます。
中庭をコの字型に囲めば、周りからの視線を気にすることなく利用可能。
収納スペースが足りなければ「ロフト」を設置してもいいかもしれません。
平屋25坪の間取り(3LDK、南玄関)
出典:平屋間取り
25坪のスペースがあると、余裕のある3LDKの間取りが可能になってきます。
上の間取り図は
- シューズボックス
- 土間収納
- パントリー
- クローゼット
など、それぞれの部屋ごとに収納スペースが確保されているのがポイント。
リビング・ダイニングは18畳のスペースに加え、対面式のキッチンと隣接する和室のおかげで、かなりの開放感を味わうことができます。
和室がダイニングやキッチンから見えやすい位置にあるので、小さい子供の遊び場としても最適。
浴室とトイレが寝室のすぐ近くに配置されていて、老後も安心の間取りになっています。
九州福岡で新居を探しを検討されている方は下記のサイトがおすす
平屋30坪の間取り(4LDK、南玄関)
出典:平屋間取り
平屋にすると階段や廊下スペースが少なくなる分だけ、30坪で4LDKの間取りにしても窮屈感がありません。
和室まで含めると26畳の大きなLDKが広がりますが、
- 書斎など趣味の部屋をつくる
- 大きさを減らしてローコスト化する
などの選択肢も広がります。
玄関入ってすぐに水回りがある間取りは、足腰の弱くなる老後にも便利です。
2階建て以上に設計が難しいのが「平屋」。平屋が成功するかどうかは「間取り」次第です。
【まとめ】新築平屋はやめたほういい?
この投稿をInstagramで見る
平屋の後悔についてまとめます。
POINT
- 最大の問題は「音」、生活音が響くので気が休まらない
- 広い土地が必要で、建築費用も高くなりやすい
- 水害などの災害に弱く、防犯面にも注意が必要
注文住宅の価格が高くなるのは、広告費や人件費も大きな原因。
ただ、広告費や人件費分は値引きもされやすく、300万円以上の値引きをされることも…。
相見積もりを取れば、安くて品質の高い注文住宅を建てることができますよ。
>>>【注文住宅一括見積もりランキング】口コミに隠されたデメリットは?
あなたに合った理想の平屋を手に入れる方法
平屋は本当に魅力的な家の形ですが、デメリットも多く失敗しがち。
失敗しやすい平屋を成功に導く一番のコツは
設計にとことん時間をかけること。
特に間取りは大切で、家族の要望に合わせた部屋の配置が大切になってきます。
思い悩み、家づくりがなかなか進まなかった私が頼ったのが「タウンライフ家づくり」。
「タウンライフ家づくり」では、あなただけの「オリジナルの家づくり計画」を複数のハウスメーカーが提案してくれます。
実際に「タウンライフ家づくり」を利用してみて、あなたに伝えたいメリットは5つ。
POINT
- 無料でわずか3分、すべてネットで申し込むことができる
- 大手22社を含む600社以上のハウスメーカーから選べる
- 平屋専用の間取り図や資金計画、土地情報まで手に入る
- 見積もりを他社に見せることで、大幅な値引きを引き出せる
- 期間限定のプレゼントキャンペーン実施中
しかも、選べる600社の中には大手22社のハウスメーカーも含まれています。
私が何よりもうれしかったのは、要望をくみ取った間取りを作成してくれる所。
実際に、積水ハウスさんからこんなステキな間取りをいただいています。
「強引な勧誘がないか」と心配していましたが、私の所には1本の電話もかかってきていません(メールでの勧誘はあります)。
他社の見積もりがあるおかげで、700万円以上の値引きに成功した人もいて話題になっていますよ。
あなたが理想の平屋を手に入れたいのなら、おすすめできます!
▼公式サイトはこちら▼