「1000万円以下でも平屋って建てられるの…」
「安い住宅だと何だか心配、本当に大丈夫なの…」
最近はローコスト住宅が人気。
小さい平屋なら1000万円以下でも建てられるようになってきました。
価格的には魅力なローコスト住宅ですが、安すぎると逆に不安になるモノ。
1000万円以下の平屋住宅について、あなたに伝えたいことは4つ。
POINT
- 20坪以下の平屋なら500万円代から建てられる
- 20坪で2LDKの間取りが限界
- 1000万円以下の平屋は、企画住宅ばかり
- 性能が劣るローコスト住宅になると、後で多額のメンテナンス費用がかかる
住宅メーカーのサイトでは分からない、ローコストな平屋住宅の真実に迫っていくことにします。
クリックできる目次
新築500万円の平屋間取りと外観画像
最近は500万円で建てられる超ローコストな平屋も出てきています。
- ヒラキハウジング「建つんです500」
- 根岸木材「プライス500住宅」
- 楽ちん住宅「R-01」
- 平屋相談所
1 ヒラキハウジング「建つんです500」の平屋
熊本を中心に90年以上の歴史を誇る工務店が「ヒラキハウジング」。
キッチンやシステムバス・洗面台を「タカラ」に統一することで、コストを削減しています。
新築平屋を500万円で建てられる「建つんです500」は、約18坪で2LDKの間取り。
他にも
- 「セカンド600」:600万円のセカンドハウス
- 「がんばれ700」:700万円のファミリー層向けの新築2階建て
などの企画住宅も取り扱っています。
⇒公式サイトへ:建つんです500/株式会社ヒラキハウジング
2 根岸木材「プライス500住宅」の平屋
埼玉県を中心に、リフォームから分譲住宅まで扱っているのが「根岸木材」。
材木屋として創業した会社なので、良質な木材を活かした家づくり(在来工法)が特徴。
新築平屋を500万円で建てられる「プライス500住宅」は、約18坪で2LDKの間取り。
玄関入ってすぐに水回りスペースが集中していて、足腰の弱くなる老後でも安心の間取りとなっています。
⇒公式サイトへ:プライス500住宅/根岸木材
3 楽ちん住宅「R-01」の平屋
「楽ちん住宅」は平屋専門の住宅メーカーで、千葉県が主なエリア。
新築平屋を553万円で建てられる「R-01」は、約12坪で1LDKの間取り。
かなり小さい間取りなので、単身世帯用の平屋プランだと言えます。
他にも
- 「R-02」:1LDKの平屋(600万円)
- 「R-03」:2LDKの平屋(685万円)
- 「R-04」:2LDKの平屋(791万円)
- 「R-05」:2LDKの平屋(814万円)
- 「R-06」:3LDKの平屋(846万円)
- 「R-07」:3LDKの平屋(913万円)
など、間取りや価格に合わせた平屋住宅プランを数多く展開しています。
⇒公式サイトへ:R-01/楽ちん住宅
4 「平屋相談所」
徳島県を中心に展開するのが「平屋相談所」。
キッチンやシステムバス、洗面台を「LIXIL(リクシル)」に統一することで、建築コストを削減しています。
「平屋相談所」で一番安いプラン(498万円)は、約12坪で1LDKの間取り。
かなり小さい間取りなので、単身世帯用の平屋プランだと言えます。
他にも
- 19坪の平屋(2LDK 898万円)
- 20坪の平屋(2LDK 948万円)
- 22坪の平屋(3LDK 1098万円)
- 24坪の平屋(3LDK 1198万円)
などの平屋プランも用意されています。
⇒公式サイトへ:平屋相談所
500万円の平屋は20坪以下がほとんど。単身世帯用の間取りが中心となっています。
関連 【平屋の価格は500万円から】小さい家からタマホームの新築まで徹底調査
新築800万円の平屋間取りと外観画像
800万円代の平屋になると、
- ゆとりのある間取りにしたり
- 素材にこだわったり
- 外観プランを数多く用意したり
など、特徴のある平屋プランが多くなってきます。
- BUNGALOW
- はなまるハウス
- アイ建築工房「コンパクトハウス」
- 松浦工務店「ウッドスターカスタム」
1 「BUNGALOW」の平屋
「BUNGALOW」は、自然素材の住まい「WOODBOX」の平屋シリーズ。
「WOODBOX」はセミオーダーハウスで、全国の提携住宅メーカーで展開されています。
「BUNGALOW」は
- 気の香りが味わえる無垢材
- 消臭効果に優れて漆喰の塗り壁
が特徴で、長期優良住宅・移住住み替え支援機構対応住宅にも認定。
家族用として、1068万円の平屋プラン(3LDKの間取りで約25坪)もあります。
⇒公式サイトへ:BUNGALOW
3 「はなまるハウス」の平屋
「ケイアイスター不動産グループ」のローコスト住宅が「はなまるハウス」。
870万円の平屋プランは、約24坪の3LDK間取りで
- 間仕切りができる12畳の主寝室
- 大きな収納付き18畳の広々リビング
- 動線を考えた水回りスペース
が特徴。
夫婦2人用に、713万円の平屋プラン(2LDKの間取りで19坪)も用意されています。
⇒公式サイトへ:はなまるハウス
3 アイ建築工房「コンパクトハウス」の平屋
北海道を中心に展開しているのが「アイ建築工房」。
アイ建築工房では「コンパクトハウス」として
- 平屋12坪 1LDK(800万円)
- 平屋18坪 2LDK(900万円)
- 平屋22坪 3LDK(1000万円)
のなどの低価格な住宅プランを数多く用意しています。
⇒公式サイトへ:コンパクトハウス/アイ建築工房
4 松浦工務店「ウッドスターカスタム」の平屋
宮崎県を中心に展開し、不動産からリフォームまで幅広く扱っているのが「松浦工務店」。
「松浦工務店」が850万円で売りに出しているの平屋が「ウッドスターカスタム」。
850万円の低価格ながら
- システムバスやキッチン
- 内装の床材
- 外壁の親水コートセラサイディング
などはパナソニック製品をふんだんに使用していて、構造体は10年間保証の保険付き。
+50万円でオール電化住宅にすることもできます。
⇒公式サイトへ:ウッドスターカスタム/松浦工務店
新築1200万円の平屋間取りと外観画像
1000万円を超える価格帯になると
- 全国展開しているハウスメーカーの平屋
- 輸入住宅の平屋
など、高品質な平屋が増えてきます。
1 セルコホーム「プレミアムフラットスタイル」の平屋
カナダの輸入住宅を扱う「セルコホーム」は
- 頑強な枠組壁工法
- 断熱に優れた高品質グラスウール
など、品質の高さが特徴です。
「セルコホーム」では、「プレミアムフラットスタイル」として平屋住宅を販売。
間取りや仕様を限定することで、高品質な平屋住宅が1200万円から手に入るようになっています。
⇒公式サイトへ:プレミアムフラットスタイル/セルコホーム
2 セトル「mini(ミニ)」の平屋
settle(セトル)では、トリプルエコハウス「mini」として、1200万円の平屋を販売。
約20坪・2LDKの平屋ですが、
- 大容量の太陽光システム
- オール電化
が標準装備されているので、普段の光熱費がほとんどかかりません。
⇒公式サイトへ:トリプルエコハウス「mini」/settle
1200万円を超えると品質の高い平屋住宅が増えてきます。
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新築1000万円以下の平屋住宅で注意すべき4つの点
新築の平屋を1000万円以下で建てることは可能ですが、4つのことに注意する必要があります。
- 注文住宅ではなく企画住宅になる
- あくまで本体工事価格のみ
- ボックス型の平屋ばかり
- 気密性・断熱性が劣る場合が多い
1 注文住宅ではなく企画住宅になる
1000万円以下の平屋は、「注文住宅」ではなく「規格住宅」ばかり。
規格住宅とは…
ハウスメーカーや工務店が事前に用意した一定のパターンで、建てる住宅のこと
同じ資材を大量生産することで建築コストを大幅に削減し、1000万円以下の低価格を実現しているわけです。
規格住宅の場合、
- 内装や設備
- 間取りや外観デザイン
などが事前に用意されていて、基本的に変更不可能。
あなたが思うような間取りや住宅設備が実現しない可能性が高くなっています。
2 あくまで本体工事価格のみ
表示されている価格は、あくまで家の本体の工事価格のみ。
- 本体以外の建築工事費
- 税金・ローン
- 工事以外の費用
などのお金は含まれていません。
家づくりには、本体工事費の2~3割程度の費用が別にかかってくるのが普通。
1000万円の家なら1200万円の費用がかかると考える必要があります。
3 ボックス型の平屋ばかり
家を建てる時に1番費用がかかるのは外側部分。
- 屋根
- 外壁
- 基礎
などの量が増えるほど、建築費用は高くなってしまいます。
1000万円以下の平屋はボックス型が多く、間取りが単純で使い勝手が悪い場合が多くあります。
4 気密性・断熱性が劣る場合が多い
残念ながら、ローコスト住宅ほど気密性・断熱性が劣る場合がほとんど。
気密性・断熱性のよい家は、快適に生活できるだけではありません。
- 高断熱の家:月1万円の電気代
- 断熱性の低い家:月4万円の電気代
というように、日頃の光熱費もお得に。
毎月3万円の違いがあるとすれば、年に36万円、30年間で1000万円以上の違いに。
性能の低いローコスト住宅を建てると、ランニングコストが頭を悩ませることになってしまいます。
メンテナンス費用も多くかかります
ローコストの平屋住宅は、メンテナンス費用も気にする必要があります。
1000万円以下の平屋の場合、外壁に使われているのは「タイル」ではなく「サイディング」が中心。
- サイディング:10年ごとに100~200万円
- タイル:10年ごとに50万円
と、外壁のメンテナンス費用だけ考えても大きな差があるのが現実です。
初期費用の安さだけで家を選ぶのは危険。性能をチェックし、トータルコストで考えることが大切です。
1000万円以下の小さい平屋のまとめ
1000万円以下の平屋住宅についてまとめます。
POINT
- 20坪以下の平屋なら500万円代から建てられる
- 20坪で2LDKの間取りが限界
- 1000万円以下の平屋は、企画住宅ばかり
- 性能が劣るローコスト住宅になると、後で多額のメンテナンス費用がかかる
注文住宅の価格が高くなるのは、広告費や人件費も大きな原因。
ただ、広告費や人件費分は値引きもされやすく、300万円以上の値引きをされることも…。
相見積もりを取れば、安くて品質の高い注文住宅を建てることができますよ。
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あなたに合った理想の平屋を手に入れる方法
平屋は本当に魅力的な家の形ですが、デメリットも多く失敗しがち。
失敗しやすい平屋を成功に導く一番のコツは
設計にとことん時間をかけること。
特に間取りは大切で、家族の要望に合わせた部屋の配置が大切になってきます。
思い悩み、家づくりがなかなか進まなかった私が頼ったのが「タウンライフ家づくり」。
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私が何よりもうれしかったのは、要望をくみ取った間取りを作成してくれる所。
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